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2009年10月10日の日本ハムファイターズ戦でスタメンを外されたリンデン選手が野村監督をはじめ首脳陣批判したことが話題になっている。
話題になっているのは「野村監督に謝りに行ったつもりが逆ギレしてしまった」点だ。
この経緯を時系列で簡単に以下に整理する。
1)10月10日の試合でリンデン先週は、大差で負けている九回に代打に送られた
2)リンデン先週は「6ランを打てというのか」(6点差の場面)と監督を批判した
3)監督らに「クレージー、クレージー、クレージー」と発言
4)リンデン選手は翌日の11日の移動中にも車内や空港で橋上ヘッドコーチらをののしる
5)「あの態度では日本で野球はできない」とコーチ陣の総意で監督に抹消を進言
6)11日に野村監督は「独断でクビ」と出場選手登録を抹消した
7)リンデン先週は出場選手登録抹消でクライマックスシリーズの出場不能になる
8)リンデン選手は13日にクラブハウスで「Tシャツ、短パン、サンダル姿」で野村監督に「クレージーという言葉のとらえ方が日本と米国で違う」と釈明と謝罪をする
9)野村監督は「目を見りゃわかる。心から謝っていない」として“その目は何だ”、“子を見れば親がわかる”と説教した
10)リンデン選手は「家族をバカにされた」と逆ギレ
11)フロントからの処分はなし
上記の経緯を眺めてみれば「野球選手の前に立派な社会人であれ」を常に選手に伝えている野村監督が怒るのは無理ない。
まず「服装」をはじめ「謝罪する態勢」になっていない。
リンデン選手が謝罪するためにクラブハウスに向かう姿はテレビでも紹介されていたので、そのシーンを見れば誰もが感じると思うが、リンデン選手の目は、明らかに「自分の考えは間違っていない」と「首脳陣批判に対する反省の色」なかった。
それにしても、リンデン選手の「謝罪の場」を取り持った球団関係者は「なぜ、服装と謝罪に挑む態度や姿勢」を事前にリンデン選手に説いておかなかったのかと思う。
また、「子を見れば親が分かる」のことわざは、「子は親の素質を受け継ぎ親の進んだ道を歩む」という意味で本来「肯定的な意味」で使われる。(もちろん、野村監督は逆説的に嫌味を言ったのだろうけれど)
通訳は野村監督の発したこのことわざをどのように通訳したのだろう、という点にも興味がわく。
最近の「謝罪」関連のニュースでは、大阪府の橋下知事が、全職員あてに発信したメールに対して「愚痴はご自分のブログで言ってください」旨の返信をした40代の女性職員に対して処分を下し、その是非について報道機関の調査では約4割の人が「処分はやり過ぎ」と感じているという。
私は、この数字に対して「予想がつくが、なんだか、規律に対する認識が甘いな」と感じた。
リンデン選手の件や大阪府職員の件について、「自由闊達に意見を述べる」ことは、「独裁国家」でもない限り、もちろん「必要であり、重要なこと」である。
しかし、規律のある組織において部下(選手、職員)がきちんとした形で上司(監督、知事)に意見を言わないのは「処分」されて当然だし、処分されなければ組織としての統率がとれない。
野村監督にしても、橋下知事にしても、「上司に対するものの言い方」を問題にしているのであって、「一切意見は言ってはいけない」という考えではない。
それにしても、楽天のフロントがこのリンデン選手の件に対して「おとがめなし」という判断(注:登録抹消はあくまでも現場が下した処置であり、フロントが下した処分ではない)をしたのは、組織管理面から考えると疑問が残るのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ146号より)
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