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2009年9月22日付の産経新聞が、
「京都府警警部補が個人情報入りの捜査書類を紛失」
という見出し記事を掲載していた。

記事によると、捜査書類に関する状況は、
1)京都府警西京署は捜査中の窃盗事件の被害者や容疑者に関する書類を紛失したと22日に発表
2)紛失させた職員は、地域課に所属する50代の男性警部補
3)紛失したとされる個人情報(氏名、住所など)は13人分
4)紛失した書類(捜査メモ)は3枚で、そのうち2枚は向日町署員が回収した
5)警部補は、20日午前に西京区内の窃盗事件の被害者宅前で書類を確認している
6)その後、書類をズボンのポケットに入れてオートバイで城陽市内の自宅に帰宅
(書類は、その帰路で紛失した模様)
ということらしい。

この「捜査書類の紛失」と言う「不祥事」について、西京署の長谷川和司副署長は「今後このようなことがないよう、署員の指導を徹底し、再発防止に努める」と話しているそうである。
産経新聞の記事をもとに、長谷川副署長の談話を分析すると、少々物足りない。
その理由は、
・紛失原因の説明が不十分
・「署員の指導の徹底」とは具体的に何を指すのか不明
だからである。

謝罪会見の理想形は、「社長限界でしょ」を含めることだといわれている。
つまり、
社:謝→被害者への謝罪
長:調→調査結果の報告
限:原→原因の明示
界:改→改善策の提示

しょ:処→処分、賠償
である。
これらが含まれていない会見は「口先だけの反省」にどうしても映ってしまうのだ。

警察は「不祥事会見の機会が多い」と思うが、なかなか「ベスト謝罪会見」は標準化され、周知され、そのように振る舞えるよう教育されていないのだなぁ、と思うのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ143号より)
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