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『日中首脳会談説明、「政治主導」のはずが官僚に「助けて」』
この見出しは、2009年9月22日付の読売新聞の見出しだ。
要は、21日に行われた鳩山首相と中国の胡錦濤国家主席による日中首脳会談終了後の記者会見で、松野頼久官房副長官が会談内容の説明を行ったが、記者の質問にきちんと答えられず、官僚に頼った、という話だ。
新聞記者からすれば、「ほら、早くも政治主導は看板倒れで官僚に頼っているじゃないか」と突っ込みやすい材料材料を与えてしまったわけであるが、私は、「政治主導」が揺らぐ出来事だとは思わない。
そもそも「政治主導」とは、政治家の役割が、
「政策を立案し、決定した政策に正統性を与える」
ことであり、官僚の役割は、
「政治家によって決定された政策に従って必要な助言を行い、目的を達成する」
ことである。
つまり、今回の事例のように、
「鳩山首相が「村山談話」を踏襲する考えを示したことについての胡主席の反応を記者から聞かれた」
際に、松野官房副長官が、胡主席が具体的にどのように答えたかを事務方(外務省幹部)に確認する(助けを求める)のは、至極当たり前であり、だからといって、「政治主導を損なう」行いではないと思う。
もちろん、官房副長官が「スポークスマン的役割」であることと「政治主導を印象付ける」ために「官房副長官が自らの言葉で記者に回答する」ことを基本とするならば、反省点としては、「外務省の事務方と会談でのテーマ毎の概要を松野官房副長官は確認しておくべきだった」と思う。
話は変わるが、一党による政権が長く続くと、大臣など重要ポストは地元の悲願となり、「当選回数を重ねる」ことに政治家としてのウエートが置かれてしまう。
極論すれば、大臣になろうが、旧政務次官(現在は、副大臣、政務官)になろうが、官僚が用意したレールに乗って、ふんぞり返っていればよかったのである。
民主的国家である以上、われわれ国民は、「政治家が絵を描き、官僚と連携・協力し合って、官僚がそれを忠実に実行しているか」をチェックしていくことが重要なのだろう。
メディアが発信する「安易な論調」に流されてはいけないのである。
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要は、21日に行われた鳩山首相と中国の胡錦濤国家主席による日中首脳会談終了後の記者会見で、松野頼久官房副長官が会談内容の説明を行ったが、記者の質問にきちんと答えられず、官僚に頼った、という話だ。
新聞記者からすれば、「ほら、早くも政治主導は看板倒れで官僚に頼っているじゃないか」と突っ込みやすい材料材料を与えてしまったわけであるが、私は、「政治主導」が揺らぐ出来事だとは思わない。
そもそも「政治主導」とは、政治家の役割が、
「政策を立案し、決定した政策に正統性を与える」
ことであり、官僚の役割は、
「政治家によって決定された政策に従って必要な助言を行い、目的を達成する」
ことである。
つまり、今回の事例のように、
「鳩山首相が「村山談話」を踏襲する考えを示したことについての胡主席の反応を記者から聞かれた」
際に、松野官房副長官が、胡主席が具体的にどのように答えたかを事務方(外務省幹部)に確認する(助けを求める)のは、至極当たり前であり、だからといって、「政治主導を損なう」行いではないと思う。
もちろん、官房副長官が「スポークスマン的役割」であることと「政治主導を印象付ける」ために「官房副長官が自らの言葉で記者に回答する」ことを基本とするならば、反省点としては、「外務省の事務方と会談でのテーマ毎の概要を松野官房副長官は確認しておくべきだった」と思う。
話は変わるが、一党による政権が長く続くと、大臣など重要ポストは地元の悲願となり、「当選回数を重ねる」ことに政治家としてのウエートが置かれてしまう。
極論すれば、大臣になろうが、旧政務次官(現在は、副大臣、政務官)になろうが、官僚が用意したレールに乗って、ふんぞり返っていればよかったのである。
民主的国家である以上、われわれ国民は、「政治家が絵を描き、官僚と連携・協力し合って、官僚がそれを忠実に実行しているか」をチェックしていくことが重要なのだろう。
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