【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
2009年9月16日に召集された特別国会で鳩山民主党代表は、第93代の総理大臣に指名された。
9月17日の各メディアが、新内閣発足をどのように伝えているのかチェックしてみたくて、テレビのニュースをチェックし、駅売りの紙媒体の新聞を何紙か購入してみた。
すると、「著名な人でも案外印象だけでものごとを評価しているんだな」と感じた。
例えば、77歳という高齢で財務大臣に就任した藤井裕久氏(元大蔵大臣)について、
「77歳のおじいちゃんに目まぐるしく変わる国際問題が対処できるのだろうか?」
「官僚出身だから、官僚側にうまく取り込まれてしまうのではないか?」
といった声だ。
前者については、意外にも一橋大学卒で漫画家の倉田真由美氏もそのように朝日新聞の取材に関してコメントしている。
意外と感じたのは、倉田氏なら、もうちょっと日ごろから政治家の発言をリサーチしていると思ったからだ。
「時事放談」や「サンデープロジェクト」での最近の藤井氏の発言を見ていれば、国際状況を的確に把握し、フットワークも軽い俊敏さも備えていることが分かるが、そういう現状を見ていないのだろう。
また、後者の「官僚出身だから・・・」という声についても、例えば「官僚を主体とした支持母体に票の支援」をされている「利益代表」であれば、老獪な官僚たちに「取りこまれ、実質的には官僚体制を維持する政策」を打ち出すかもしれない。
しかし、「今のままの官僚主体の政治では日本はダメになる」との思いから政治家を志して活動してきた藤井氏が、「出身組織寄りの政策」を打ち出すわけがない。
むしろ、官僚側の戦術や思考を知り尽くしている藤井氏だからこそ、先手先手を読んで機先を制した官僚の掌握術や政策実行力があるはずだ。
その他にも意外だったのは、東国原英夫宮崎県知事が、記者から「閣僚人事」についてコメントを求められ「何をされてきたのか不明で、パッとしない人が多い」と発言していたのも意外だった。
この発言を聞いた時は「小泉さんの首相時代を含めた昨今の歴代内閣が、実際の実力は軽量級であるが、知名度の高さから、広告塔的に抜擢された派手な人事」に東国原知事も毒されているなぁ、と思った。
確かに、今回の鳩山新内閣は平均年齢も高いし、女性の大臣も少ないから華がない。
ただ、入閣した顔ぶれについて、日ごろから、「どんなことをされてきた方々なのか」を情報収集していれば「官僚に丸めこまれない実務に強い重量級を配備した人事」であることが歴然としていることに気づくからだ。
「東国原知事は、もっともらしいことをテレビの前ではコメントしているけど、実は意外と勉強不足なんだな」と思う。
それから、話は全然変わるが、初代自民党総裁であり、第52、53、54代内閣総理大臣を務めた鳩山一郎氏の孫である「民主党代表の鳩山由紀夫首相」と「自民党に所属する鳩山邦夫元法務大臣、総務大臣」は兄弟なのに所属政党が違う。
以前は「東大の工学部出身の兄由紀夫氏と弟邦夫氏の性格が合わなくて仲が悪いのかな?」と単純に思っていた。
しかし、実際はテレビで伝えられる情報とは違って、「仲の良い兄弟」だという。
ということは、鳩山ブラザースが民主党と自民党という2大政党に分かれて所属しているのは、「鳩山家が揃って政権政党から下野しないこと」を意図した「鳩山家としてのリスクマネジメント」ではないだろうか、とふと思った。
ちょっと考え過ぎだろうか。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ142号より)
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
2009年9月16日に召集された特別国会で鳩山民主党代表は、第93代の総理大臣に指名された。
9月17日の各メディアが、新内閣発足をどのように伝えているのかチェックしてみたくて、テレビのニュースをチェックし、駅売りの紙媒体の新聞を何紙か購入してみた。
すると、「著名な人でも案外印象だけでものごとを評価しているんだな」と感じた。
例えば、77歳という高齢で財務大臣に就任した藤井裕久氏(元大蔵大臣)について、
「77歳のおじいちゃんに目まぐるしく変わる国際問題が対処できるのだろうか?」
「官僚出身だから、官僚側にうまく取り込まれてしまうのではないか?」
といった声だ。
前者については、意外にも一橋大学卒で漫画家の倉田真由美氏もそのように朝日新聞の取材に関してコメントしている。
意外と感じたのは、倉田氏なら、もうちょっと日ごろから政治家の発言をリサーチしていると思ったからだ。
「時事放談」や「サンデープロジェクト」での最近の藤井氏の発言を見ていれば、国際状況を的確に把握し、フットワークも軽い俊敏さも備えていることが分かるが、そういう現状を見ていないのだろう。
また、後者の「官僚出身だから・・・」という声についても、例えば「官僚を主体とした支持母体に票の支援」をされている「利益代表」であれば、老獪な官僚たちに「取りこまれ、実質的には官僚体制を維持する政策」を打ち出すかもしれない。
しかし、「今のままの官僚主体の政治では日本はダメになる」との思いから政治家を志して活動してきた藤井氏が、「出身組織寄りの政策」を打ち出すわけがない。
むしろ、官僚側の戦術や思考を知り尽くしている藤井氏だからこそ、先手先手を読んで機先を制した官僚の掌握術や政策実行力があるはずだ。
その他にも意外だったのは、東国原英夫宮崎県知事が、記者から「閣僚人事」についてコメントを求められ「何をされてきたのか不明で、パッとしない人が多い」と発言していたのも意外だった。
この発言を聞いた時は「小泉さんの首相時代を含めた昨今の歴代内閣が、実際の実力は軽量級であるが、知名度の高さから、広告塔的に抜擢された派手な人事」に東国原知事も毒されているなぁ、と思った。
確かに、今回の鳩山新内閣は平均年齢も高いし、女性の大臣も少ないから華がない。
ただ、入閣した顔ぶれについて、日ごろから、「どんなことをされてきた方々なのか」を情報収集していれば「官僚に丸めこまれない実務に強い重量級を配備した人事」であることが歴然としていることに気づくからだ。
「東国原知事は、もっともらしいことをテレビの前ではコメントしているけど、実は意外と勉強不足なんだな」と思う。
それから、話は全然変わるが、初代自民党総裁であり、第52、53、54代内閣総理大臣を務めた鳩山一郎氏の孫である「民主党代表の鳩山由紀夫首相」と「自民党に所属する鳩山邦夫元法務大臣、総務大臣」は兄弟なのに所属政党が違う。
以前は「東大の工学部出身の兄由紀夫氏と弟邦夫氏の性格が合わなくて仲が悪いのかな?」と単純に思っていた。
しかし、実際はテレビで伝えられる情報とは違って、「仲の良い兄弟」だという。
ということは、鳩山ブラザースが民主党と自民党という2大政党に分かれて所属しているのは、「鳩山家が揃って政権政党から下野しないこと」を意図した「鳩山家としてのリスクマネジメント」ではないだろうか、とふと思った。
ちょっと考え過ぎだろうか。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ142号より)
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html