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2009年9月5日にステーキチェーン店ペッパーランチを全国展開するペッパーフードサービスが「7都府県の7店舗で“角切りステーキ”を食べた客9人が病原性大腸菌O157を原因とする食中毒を発症した疑いがある」と発表した。

このニュースは全国ニュースで取り上げられているから、多くの人が耳にしていると思う。
私は、このニュースを聞いたときに「また、ペッパーランチが不祥事を起こしたんだぁ」と率直に思った。
記憶に残っている人も多いはずだが、ペッパーランチは、ここ2年間で「店長と従業員による女性客強姦監禁事件」や「店長が取引先の社員に暴行を働く傷害事件」といった事件を起こしている。

過去の事件は「人」、今回は「食中毒だから衛生問題」と性質は違うが、これだけ「全国ニュースクラスの不祥事」が相次ぐと社内隊体質や経営マネジメントシステムに本質的な問題があるのではないかと感じる。

真相は、分からないが、報道情報からまず感じたのが、「公表の遅さ」である。
確か、「強姦事件」は「2007年5月9日」に発生しているが「報道されたのは5月16日」であるし、今回の「O-157食中毒事件」も会社が「食中毒の事実を知ったのは9月2日であるが、公表は9月5日」と間があいている。

つまり、顧客の安全よりも
「公表して全国報道された後の会社の影響に対する準備期間」
を設けていたのでは、と勘ぐってしまいたくなる。

また、9月7日にペッパーランチは「全国187店舗を臨時休業し、清掃作業を徹底する」と発表したが、なんだかパフォーマンスに映る。
なぜならば、食中毒になった推定原因には、
・「大垣食肉供給センター協同組合」から仕入れた牛肉
・焼き加減を客自身が調節できる点
が現在懸念されているわけであり、改善すべきは「仕入れ先管理」「サービス提供方法」のプロセスの方が「店舗の衛生管理」よりも要素としては大きいはずだ。

「強姦事件」発生時には、一瀬社長に拙著「不祥事を止めるISO思考」を送らせていただいたら、社長の自筆で「管理体制を改善して頑張ります」という趣旨のお手紙をいただいた。
まだまだ「本質的なマネジメントシステムの改善」はできていなかったのかもしれない。]

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