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2009年8月28日の北海道新聞が、
「元祖ラーメン横丁で“エコ箸”導入」
という記事を掲載していた。

記事によると、
1)すきのにある「元祖ラーメン横丁」の17店全店で8月28日から割り箸を廃止し、塗り箸に切り替えた
2)ラーメン横丁全体で年間約2トンのCO2排出量が削減できる
3)各店舗で先に滑り止めのついた塗り箸を50膳ずつ用意した
4)環境活動に取り組む姿勢をアピールして札幌ラーメン競争に生き残りたい
ということらしい。

「ラーメン横丁」という地元民も観光客にもよく知れ渡っている飲食店街のこういった動きは、廃棄物削減、CO2削減など環境負荷低減を国を挙げて取り組む方向の日本としては、身近に感じる話でいいことだと思う。

利用者からすれば、「リサイクル可能な箸を使っていて環境にやさしいからラーメン横丁に行ってみよう」という動機づけに大きく貢献するとは思わないが、新聞やテレビなどメディアが話題にするから世間一般の「環境対策」意識を高めることには、確実につながると思う。

「エコ箸」として再利用する「塗り箸の先に滑り止めをつけた」というのもよいアイディアだ。
「通常の塗り箸」を店側が用意すると、ラーメンをつかむ際に滑るから食べにくい。
つまり、「割り箸を要求するお客さんも少なくない」と思う。
現に、私は、自宅でラーメンをゆでて食べるときは、わざわざ「割り箸で食べること」が実は多い。
その理由は、やはり「ラーメンが滑りやすい」からだ。

「エコ箸」にした場合のその他の懸念事項としては、

a)各店舗用意しているのが50膳分のようであるが、不足しないのかな?
b)滑り止め(おそらく、塗り箸の先にギザギザが付いている)の部分の汚れは確実に取れるのかな?

と「数量」と「衛生面」が心配だ。

地元民としては、ラーメン横丁には東京の友人を案内する時ぐらいしか足を運ばないが、「白樺山荘」など人気ラーメン店は常に行列をなしている。
50膳では常に「使用して、洗って、使用して・・・」という作業工程が厨房内で生じるが、繁忙時間帯にそんな余裕が果たしてあるのだろうか?と思う。

近々、ひさびさにラーメン横丁によって、仮説を立ててみた懸念事項である「エコ箸」の「数量不足」「衛生面」の観点を検証してこようと思う。
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