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NHK教育テレビで火曜日の19時25分から放送している「すイエんサー」という番組がある。
MCはお笑いの品川庄司さんと元AKB48の大島麻衣さんが務めている。
番組ホームページをチェックしてみると・・・(一部引用)
『日常生活の中でなんだか抱く、ちょっとした<素朴な疑問>や<気になる思い>。
こうしたギモンや思いに、AKB48が体当たりで挑み、
自分たちの力だけで紐解いていく番組、それが「すイエんサー」!!!』
と紹介されている。
先日(8月20日)に「夏休みだから、すイエんサー!スペシャル」をNHK総合テレビに一時的に引っ越しして放送していたので、たまたま見たのであるが、面白い実験をしていた。
それは「車掌さんの声はなぜ変なの?」というお題。
電車の車掌さんの車内アナウンスといえば、お笑いの「中川家礼二」や「ななめ45°」の物まねが有名であるが、決まって「喉をつぶしたような声」が特徴だ。
しかし、実際に取材してみると(取材協力は京成電鉄だった模様)車掌さんの声は思ったよりも「ふつう」で「没個性的」だった。
例えば、次の停車駅と乗り換え案内をする車内放送の文言を3等分して、それぞれ異なった車掌さんに3等分した文言をしゃべってもらってつなぎ合わせた放送を聞いても、何も言われなければ「ひとりが放送している」ように聞こえるのだ。
この実験から得られた結論(車内放送を研究している東京電機大学の通信工学科の教授が結論を導き出していた)として、
1)車掌さんの声は、実は案外普通
2)車内ノイズと普通の人の会話の周波数はほぼ一緒なので会話の声はノイズにかき消されて聞こえにくい
3)普通の人の声と車掌さんの声の違いは、車内ノイズと異なる周波数帯の声を一部発している
(つまり、ノイズにかき消されずに車内放送が聞こえる)
と説明していた。
しかし、これだけでは「私たちはなぜ車掌さんの声は変わっている」と思い込んでいるのかの疑問解決にはならない。
AKB48がさらに実験と取材を進めると、
『人間は一度聞いた変な声を頭の中のイメージで増幅させる』
という性質があることが分かったのだ。
つまり、「ノイズにかき消されない工夫をしている日常会話と若干異なった車掌さんの少し変わった声」を私たちが「変な声だな」と無意識のうちに頭の中へインプットして「物まね番組などでデフォルメされた車掌さんの声」を聞いているうちに「車掌さんのしゃべり方はこれ!」と頭にインプットしている、というのだ。
この結論を聞いて、なるほど!と合点した。
それほどまでに「人間の記憶とはいい加減」なものなのだ。
話は若干変わるが、ネット上では、現在開催されている「世界陸上の織田裕二さんのテンションが例年よりも低い」と噂されているという。
つまり「織田裕二さんの物まねでブレイクした山本高広氏」を意識してテンションを下げているのではないか」という仮説が飛び交っている。
私も深夜に織田さんの司会ぶりを見たときに「あれ、今回の織田さんのテンション低~い」と感じた。
しかし、この1年間「山本さんの織田さんの物まねを100回ぐらい」はテレビで見ている。
「デフォルメされた織田さんの特徴」が私たちの脳裏では勝手に「これが織田さん」と思い込んでしまっていて、実際はそこまでテンション高い司会ぶりじゃなかった・・・というのが真相のようである。
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こうしたギモンや思いに、AKB48が体当たりで挑み、
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と紹介されている。
先日(8月20日)に「夏休みだから、すイエんサー!スペシャル」をNHK総合テレビに一時的に引っ越しして放送していたので、たまたま見たのであるが、面白い実験をしていた。
それは「車掌さんの声はなぜ変なの?」というお題。
電車の車掌さんの車内アナウンスといえば、お笑いの「中川家礼二」や「ななめ45°」の物まねが有名であるが、決まって「喉をつぶしたような声」が特徴だ。
しかし、実際に取材してみると(取材協力は京成電鉄だった模様)車掌さんの声は思ったよりも「ふつう」で「没個性的」だった。
例えば、次の停車駅と乗り換え案内をする車内放送の文言を3等分して、それぞれ異なった車掌さんに3等分した文言をしゃべってもらってつなぎ合わせた放送を聞いても、何も言われなければ「ひとりが放送している」ように聞こえるのだ。
この実験から得られた結論(車内放送を研究している東京電機大学の通信工学科の教授が結論を導き出していた)として、
1)車掌さんの声は、実は案外普通
2)車内ノイズと普通の人の会話の周波数はほぼ一緒なので会話の声はノイズにかき消されて聞こえにくい
3)普通の人の声と車掌さんの声の違いは、車内ノイズと異なる周波数帯の声を一部発している
(つまり、ノイズにかき消されずに車内放送が聞こえる)
と説明していた。
しかし、これだけでは「私たちはなぜ車掌さんの声は変わっている」と思い込んでいるのかの疑問解決にはならない。
AKB48がさらに実験と取材を進めると、
『人間は一度聞いた変な声を頭の中のイメージで増幅させる』
という性質があることが分かったのだ。
つまり、「ノイズにかき消されない工夫をしている日常会話と若干異なった車掌さんの少し変わった声」を私たちが「変な声だな」と無意識のうちに頭の中へインプットして「物まね番組などでデフォルメされた車掌さんの声」を聞いているうちに「車掌さんのしゃべり方はこれ!」と頭にインプットしている、というのだ。
この結論を聞いて、なるほど!と合点した。
それほどまでに「人間の記憶とはいい加減」なものなのだ。
話は若干変わるが、ネット上では、現在開催されている「世界陸上の織田裕二さんのテンションが例年よりも低い」と噂されているという。
つまり「織田裕二さんの物まねでブレイクした山本高広氏」を意識してテンションを下げているのではないか」という仮説が飛び交っている。
私も深夜に織田さんの司会ぶりを見たときに「あれ、今回の織田さんのテンション低~い」と感じた。
しかし、この1年間「山本さんの織田さんの物まねを100回ぐらい」はテレビで見ている。
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