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2009年8月1日の産経新聞が、
「「乗り放題」別料金必要なケースも JR西に排除命令へ」
という見出しの記事を掲載していた。
記事によると(産経新聞より引用)
『JR西日本が期間限定で4月に発売したチケット「西日本パス」(1枚1万2千~2万円)が、別に料金がかかる場合があるのに適切な表示をしていなかった疑いが強まったとして、公正取引委員会は8月1日に景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出す方針を固め、JR西日本に事前通知した』
のだという。
つまり、JR西日本がこの「西日本パス」の発売に当たって配布した冊子には「新幹線や特急が乗り放題」と書かれているのに「第三セクターなどJR西日本以外の他社線に乗り入れている区間では別途料金が必要」だったというのだ。
西日本パスの宣伝用冊子(西日本パスを使って旅しませんか?)には、「他社線はご利用になりません」との説明が小さな文字で書かれていたという。
しかし、問題は「消費者に対する誤解」である。
「誤解」を与えるひとつに「冊子に書かれていた西日本パス利用のモデルケース」がある。
そこには、第三セクター「智頭急行」を経由する特急「スーパーはくと」(京都・大阪・三ノ宮~鳥取間)などが紹介されている。
モデルケースを見た人は、「乗り放題モデルのひとつ」だと思う人が多いだろう。
そうなると、公正取引委員会が「景品表示法違反」と判断するのは当然だ。
つまり「冊子の中に注意書きがあるから、それをちゃんと読んでいない消費者に問題がある」という理屈は通じないわけだ。
それにしても、この手の特別乗車券の「表示上の注意点」はJR西日本には、周遊券など類似の乗車券販売などでたくさんのノウハウがあるはずだ。
なぜ、それらのノウハウや過去の苦情等の情報が冊子作成に活かせなかったのだろうと思う。
私がアドバイスしている某生命保険会社では「お客さまからの声」から集められた募集資料(保険商品のパンフレット)作成に寄せられた過去の「誤解を与える表示や表現、パンフレット内での図表レイアウトなど」についてデータベース化し、資料作成の校正作業で厳重にチェックし、推敲している。
JR西日本にはこういったシステムがなかったのか、あるいはあっても機能していなかった、ということになる。
つまり、「商品企画した商品のパンフレットの校正手順に改善の余地がある」と思う。
個人的には「乗り放題パス」と銘打って鳴り物入りで売り出した商品なのだから、
・第三セクターなど相互乗り入れ区間の乗車
・他社線でもJRと競合しない観光地に繋がる路線
は他社と料金調整して「乗り放題区間」に含めた乗車券として企画すべきだったのだろう。
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記事によると(産経新聞より引用)
『JR西日本が期間限定で4月に発売したチケット「西日本パス」(1枚1万2千~2万円)が、別に料金がかかる場合があるのに適切な表示をしていなかった疑いが強まったとして、公正取引委員会は8月1日に景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出す方針を固め、JR西日本に事前通知した』
のだという。
つまり、JR西日本がこの「西日本パス」の発売に当たって配布した冊子には「新幹線や特急が乗り放題」と書かれているのに「第三セクターなどJR西日本以外の他社線に乗り入れている区間では別途料金が必要」だったというのだ。
西日本パスの宣伝用冊子(西日本パスを使って旅しませんか?)には、「他社線はご利用になりません」との説明が小さな文字で書かれていたという。
しかし、問題は「消費者に対する誤解」である。
「誤解」を与えるひとつに「冊子に書かれていた西日本パス利用のモデルケース」がある。
そこには、第三セクター「智頭急行」を経由する特急「スーパーはくと」(京都・大阪・三ノ宮~鳥取間)などが紹介されている。
モデルケースを見た人は、「乗り放題モデルのひとつ」だと思う人が多いだろう。
そうなると、公正取引委員会が「景品表示法違反」と判断するのは当然だ。
つまり「冊子の中に注意書きがあるから、それをちゃんと読んでいない消費者に問題がある」という理屈は通じないわけだ。
それにしても、この手の特別乗車券の「表示上の注意点」はJR西日本には、周遊券など類似の乗車券販売などでたくさんのノウハウがあるはずだ。
なぜ、それらのノウハウや過去の苦情等の情報が冊子作成に活かせなかったのだろうと思う。
私がアドバイスしている某生命保険会社では「お客さまからの声」から集められた募集資料(保険商品のパンフレット)作成に寄せられた過去の「誤解を与える表示や表現、パンフレット内での図表レイアウトなど」についてデータベース化し、資料作成の校正作業で厳重にチェックし、推敲している。
JR西日本にはこういったシステムがなかったのか、あるいはあっても機能していなかった、ということになる。
つまり、「商品企画した商品のパンフレットの校正手順に改善の余地がある」と思う。
個人的には「乗り放題パス」と銘打って鳴り物入りで売り出した商品なのだから、
・第三セクターなど相互乗り入れ区間の乗車
・他社線でもJRと競合しない観光地に繋がる路線
は他社と料金調整して「乗り放題区間」に含めた乗車券として企画すべきだったのだろう。
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