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2009年7月12日放送の「エチカの鏡」で「株式会社ミセスリビング」の宇津崎光代社長が提唱する「住育」という言葉を初めて知った。
住まいづくりは「はじめに人ありき」という思想で、意味は「住居が人間の成長を育む」ということだろうか。
番組では「住育のポイント」として、次の4つを紹介していた。
すなわち、
1)対面式キッチンを設ける
(家族のコミュニケーションが増える)
2)寝るだけの子供部屋(タンスとベッドだけ)を設ける(1戸建ての場合は2階)
(勉強机はリビングに設置する。親は子供が勉強しているのに安心し、子供は勉強していると親にほめられるので良いコミュニケーションが図れる)
3)廊下を作らない
(常に家族の気配を感じる状態をつくる)
4)吹き上げを設ける
この「住育」という考えが構築された基は、自分の旦那様が経営する工務店のワンパターンな設計に疑問を持ったことだという。
疑問の原点は「主婦にとって便利な家とは何か?」である。
主婦目線でいえば、住居とは、
・家事をするのに効率が良い構造であること
・家族のコミュニケーションが取れる構造であること
である。
しかし、従来の一般的な住宅設計では、たとえば「1階に洗濯機があるのに物干しは2階」というようにまったく作業効率の悪い、要は「主婦にとって使い勝手の悪い家」が当たり前のように作られていた。
しかし、主婦目線を設計に取り入れることになり、施主からは「家族の仲がよくなった」という声が寄せられるようになり、リピーターや紹介が増えたという。
番組では「明日から出来る住育入門の3つのポイント」として、
1)楽しい玄関をつくる(帰ってくるのがわくわくする)
2)お父さんの席をダイニングテーブルにつくる(お父さんの威厳をつくる)
3)テレビはダイニングから見えない場所に設ける(食事は家族の会話の場)
を挙げていた。
つまり「住育」とは「家族のコミュニケーションを向上させる家の作り」にあるのだ。
この「住育」の考えは職場の業務改善やコミュニケーション向上にも通じる考えである。ミセスリビングの「“豪邸に住むことが幸せではない”ということに気づいてほしい」という信念がとても印象に残った。
それにしても「住育」という概念の原点は「ど素人の発想」であり「そこに住む人目線(顧客志向)」である。
世の中には「餅は餅屋」的発想で「異業種の専門家や異業種での成功事例は当社では適用できない」と拒絶し、はね付ける方がまだまだいるが「内弁慶思考」では既成概念を抜け出すことは難しいのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ134号より)
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