より成長し進化するための源泉

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メルマガ「自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ（134号）」で、



『いまだに「品質管理」という概念は「製造業のものでありサービス業には適用できない」と考える方がいる』



というコラムを書いた。



このコラムをご存知でない方もいると思うので、概要を書くと、

・この考えを持っていた方は「組織的に業務改善に取り組む事務局部門の部門長」。

・どうも、他業種の専門家の経験や事例は全く学ぶべきところがないと決めつけている

・どうも、外部専門家には「自社のことはわからないはず」と決めつけ「学ぶ姿勢」がない

・「製造業の管理手法にかぶれるなよ」と製造業の成功法則を敵視している

というような話だった。



すると、メルマガ読者の方から、以下のような感想が届いた。

（一部引用　ここから）

凝り固まった人々、業界の存在は、私も感じたことがあります。

（外部の専門家の意見を）受入ない方はそれなりに成功している方なのでしょう。

そして改革を掲げる部門長であっても変化を受け入れないというか、「類似性」に気が付かない、他分野の改革、変化を自らの組織、仕事に反映させる「発想力」に欠けるということでしょう。



そういう意味では「医者」というのも凝り固まって、患者の言うことを聞かない、その医者の知っている病名のカテゴリーに合わない症状はないはずだ、と決めつけることがあると聞きました。

（引用ここまで）



この「感想」は、このコラムで言いたかったことをよく理解いただいているお便りで嬉しい。

確かに「現在、仕事で成功している人」は、その人が歩んできた体験から大きく発想を変えることに慎重になる。

しかし、一流の人は「さらに進化するため」の方策を常に模索している。

例えば、野球でいえば、現役時代の全盛期のジャイアンツの桑田投手が野球にクラシック（ピアノ）や古武術の概念を取り入れた。

つまり、既成概念だけでは進化は必ず限界に来る、ということを知っているのだ。



「想像力」「発想力」はより進化するために必要な源泉となる能力である。

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