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読書習慣は親に感謝したい。
幼少の頃は名作童話、小学校時代は伝記、中学・高校時代はSF小説、大学時代は哲学系図書と読書傾向は変遷しているが、「活字に触れる習慣」は幼少時代に出来上がったと、今までを振り返ってみるとそう思う。

社会人になってからは小説は読む機会が極端に減って、読み物の中心はビジネス書や経済新聞・ビジネス専門誌など仕事に直接関係する図書ばかりになってしまったが、「常に活字に触れていたい」と言う衝動は衰えていない。

「人に関心を持つ」と言う傾向は、数々の「伝記」を読み漁った結果だと思う。
論理能力(決してあるほうではないが)は、身体論や看護論、弁証法に関する書物で鍛えられたような気がする。

文学界の世界ではマイノリティーのようであまり評価されていないが、ものごとの考え方の基礎は、ショートショートの神様と言われる「星新一氏」を筆頭に筒井康隆氏や眉村卓氏、小松左京氏、光瀬龍氏などのSF小説と言われる分野の著作で培った。

中学時代にはまっていたSF小説の代表格は星新一氏のショートショートである。
絶版モノを除き星新一作品の殆ど全てを購入して何度も読んだ。
作品の特徴は、結末が「説明的」ではない。
要は、「続きや結末は読者が考えてください」と言う姿勢のものが多いと思う。
読者の性格や人生経験、自分自身の置かれている環境によってさまざまに解釈できる。
これは結構、想像力や創造力が膨らむ。

子供の頃は普通の家庭で育ったので当然、社会経験はない。
社会情報の大半は学校の先生の話をを通じて知る世界か、テレビで見るニュース(当時はNHK特集が大好きだった)か本の中から出しか情報が入ってこない。
読書の果たす役目は大きかったのかな、と思う。

以前新聞で目にしたが、1日に思考した単語の90%ぐらいは毎日繰り返されて思考する単語であるそうだ。つまり普通の人は毎日ほぼ同じ事を考えていると言う。
同じ思考パターンは発想力や想像して創造する力を弱くする。
「趣味を持った方がいい」と言われるのは、普段とは違う思考パターンをすることが出来るからだと思う。

毎日異なった思考ができ、刺激的な生活を送る機会がある人は少ない。
手軽にやわらか頭を保つには、色んなジャンルの読み物に触れるのが近道なのかもしれない。


(※上記は、メルマガ「自分を変える”気づき”ロジカルシンキングのススメ (第10号)」より引用しています)

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