かつて「もったいないお化け」というキャラクターが登場する「公共広告機構」のCMがあった。
(注:CMが放映されていたのは1982年頃)
このCMは、『食べ物を残すなど「もったいない」行動をした子供の枕もとに「もったいないお化け」が登場して説教をする』といった内容だ。
私はCMが放映されていた頃は中学生であったが、かなりインパクトがあるCMだった。

若い人と食事をしていて気になるのは「食べ残し」をあまり気にしないことだ。
団塊の世代より上の代の親は、子供の頃はまだ戦後復興期だから、食品流通は発達していない。
冷蔵庫もまだ各家庭に普及していないから、食べ物は貴重で、食事に関する子供の躾(しつけ)は今の親世代よりはるかに厳しかったのではないかと思う。

朝の情報番組「とくダネ」を見ていたら、面白い実験をしていた。
それは「ふだん使っている冷蔵庫より容量が1/3ぐらいの小型冷蔵庫で1週間生活する」というものだ。

その結果、
1)毎日買い物に行かなくなった
2)1週間で5000円程度食費が節約できた
3)生ゴミが激減した
のだ。

つまり、冷蔵庫が大きいと、
「冷蔵庫に余裕があるからついつい必需品は買ってしまう」
「冷蔵庫に何が入っているかを確認しないで買い物をする」
といった現象が起きてしまい、結局は、余剰の食材が発生して、
「賞味期限切れを起こしてゴミ箱行き」
となるのだ。

このことは、
「廃棄物の削減」
だけでなく、
「買い物に行くガソリンの削減」(車利用の場合)
「冷蔵庫の消費電力削減」
といった環境負荷低減効果も生む。

ガソリンや電気を「価格」に換算したら大した額ではないのかもしれないが、こういった心がけを大切にしていくことが人として大切なことだし、日本人が元来もっていた伝統的精神文化なのだろう。

「うるさいおじさん」になって煙たがられちゃいそうだけど「もったいない」精神を折に触れて後世に伝えていくことが上の世代の役割なのかもしれない。

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