プロレス団体「ノア」の社長を務める三沢光晴さんが2009年6月13日午後8時45分過ぎに亡くなった。
亡くなるきっかけは、「試合中に相手技のバックドロップで頭部を強打した」ことによる。
観客の中にいた医師がAEDで蘇生を試みたが、意識は戻らなかった。

深夜に、三沢さんの訃報をニュースで知った時は「えっ~!」と絶句した。
私は熱烈なプロレスファンではないが、子供のころはテレビの地上波でプロレス番組がよく放映されていて、初代タイガーマスクの佐山サトルさんから、三沢さんが「2代目タイガーマスク」とその立場を引き継がれ、活躍していた頃の印象は強烈である。

ニュースなどの報道では、
「試合中に何度も首を振って体調が悪そうだった」
(観戦していた観客の談話)
だというし、
「2009年5月の日本武道館大会では若手に試合の主導権を握らせていた」
というから、「長年の疲労」や「年齢による体力の衰え」、「主催する「ノア」の経営」などで心身ともに万全の状態ではなかったのかもしれない。

主催する「ノア」は「プロレスの地上波打ち切り」もあり、経営は前途多難だったと想像される。
「プロレスは興業」ではあるけれど、「危険と隣り合わせの仕事」でもある。
つまり、本来は「心労が重なって集中力に欠けている」時は試合に出ずに「経営・プロデューサー」に徹するべきだった。
しかし、未だに看板レスラーで、ノアを背負う三沢さんに「経営に徹すること」はできなかった。
中小零細企業で「経営者」=「4番打者」であると、どうしてもそうなってしまう。
つまり、「現状ではマネジメントしずらいリスク」なのである。

だから、そういった状態の中小零細企業では「リスクの移転」、要は「経営者=看板俳優」という「リスクを容認」し「経営者に不測の事態が起きた時に、設備投資などで生じた借金返済ができるよう、高額の保険を掛けておく」といったマネジメントをせざるをえないのだ。

三沢さんの御冥福をお祈りしたい。

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