案外人は見ているんだなぁ、と思う。
以前、私のお客さん先で「○月×日の飛行機に乗っていませんでしたか?」と聞かれて驚いたことがある。
「声を掛けてくれればよかったのに~」と言ったら、「忙しそうにメモを取ったり、書類や本を読んだり、何か仕事をされていましたよ。さすが、コンサルタントさんはいつも勉強しているし、努力しているんですね!」と言われた。
フライトアテンダントさんにちょっかいしている所でなくて良かった(笑)、と思った。

身体が資本と言われる職業の人が、気を使っていないと、良いサービスや製品を提供していても、なんだか残念に思うときがある

例えば、「料理人の厨房での喫煙」である。
比較的、量は少ないが味が好みのラーメンがあるのであるが、店内にお客さんが2、3人と少なくなり暇になると、厨房からタバコの煙があがってくるのだ。
普段、タバコを吸う習慣のない人にとっては、かなり遠くであっても同じ室内空間であるとすぐに匂いがわかる。
お店と言う公衆の場であるし、気を抜きに来ている人もいると思うので、お客さんの喫煙は、仕方がない。
しかし、「味覚と言う官能機能が生命線」の料理人には、身体のケアとお客さんへの気配りが、プロとしての意識ではないのか、と思っている。

料理人でもうひとつ気になるのは、「ヒゲ」である。
料理の鉄人に出演していたSさんや北海道出身のMシェフぐらいになると、口ひげがひとつのトレードマークになっているから、あんまり違和感は感じないが、一般のお店であると、料理人が一番気にするはずの毛髪の混入などに対して気を配っていないのかなぁ、と思えるときがある。

スポーツ選手の喫煙も、プロ意識という点では気になる。
元読売ジャイアンツの桑田真澄投手は、タバコをはじめ、身体に悪そうなものは一切やらないそうだ。
「一年でも長く現役でいたいじゃないですか」と何かの雑誌で読んだことがある。
ヤンキースの松井秀喜選手もそういうイメージは無いほうであるが、食事内容についてはストイックな姿勢らしい。
元ソフトバンクホークスの王監督は現役時代に、クーラーや冷たいものは避けていたそうだ。

「喉のケアに気を使う声楽家や歌手」、「発音練習を欠かさないアナウンサー」、、「肌のケアに気を使う女優さん」、「新聞などで時事ネタを欠かさずに仕入れている銀座の高級クラブのホステスさん」、「筋トレを欠かさないTBSの安東アナ」など、その道のプロと言われている人は、それなりの努力と意識を常に持って、認識し実践している
それが、また我々の期待であるし、それを実践している姿勢が尊敬や感動を生む

プロ意識について、自分に例えて考えてみた。
「さまざまな事象に興味を持って勉強を欠かさない姿勢」が、期待されている姿なのかな、と思う。

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