漫画家の故青木雄二さんの著作である「ナニワ金融道」や監修する「カバチタレ」では、闇金融の話題が良く出てくるが、お客さんの限界を知って引き出せるだけ引き出して、あとはポンと放り出す、と言う営業手法もある。
マンガを読んであると、彼らが法的な手法を悪用して骨の髄までしゃぶってる姿がよくわかる。
マンガを読んであると、彼らが法的な手法を悪用して骨の髄までしゃぶってる姿がよくわかる。
「ホスト」と言う仕事の特集をテレビで見る機会が以前あったが、悪徳ホストは、搾るだけ搾って、後は風俗でもなんでも紹介して、さらに働かせる、と言うサイクルで、お客さんが自己破産しようが何をしようがお構いなし、と言う感じであった。
継続して儲かっている人気のホスト(クラブ)は、夜の世界と無縁の傍から見れば「なんでこのお酒に100万?!もつぎ込ませるの?」の世界であるが、お客さんの納得感を満たしてサービスを提供している感じがする。
①お客さんが自分(お店)求めているものと、
②自分(達)の利益確保と、
③自分(達)がして上げられること(サービス(商売)として)と、
④お客さんの懐事情をきちんと理解して双方にメリット(納得感)があるもの
を提供しているのだ。
個人の売上がはっきりする商売で成功している人(セールスマン、保険の外交員など)はこれがきちんと理解していて、お客さんとの最適な距離のとり方や接し方が実践できている。
これらを「組織(お店)の方針として展開するのか」、「個々の要員に任されて展開するのか」を考えた場合、「組織力」を中心に考えれば、前者の方が組織全体の継続的な発展に繋がる。
なぜなら、組織を動かす要員は常に変化しているし、問題点に対する反省も組織として情報を集めて捉えることが出来るので、知見や経験が増える。
これらを「組織(お店)の方針として展開するのか」、「個々の要員に任されて展開するのか」を考えた場合、「組織力」を中心に考えれば、前者の方が組織全体の継続的な発展に繋がる。
なぜなら、組織を動かす要員は常に変化しているし、問題点に対する反省も組織として情報を集めて捉えることが出来るので、知見や経験が増える。
(もちろん、それらの情報を活用するシステム(教育や経験をルールに展開など)がなければ、単なるデータであるが。)
売上が伸びている方にお客さんとの距離に関して聞いたことがある。
その方は、以前は、
売上が伸びている方にお客さんとの距離に関して聞いたことがある。
その方は、以前は、
①お客様に言われたことをすべて正直に正面から捉えてしまい気分が重くなった、
②お客さんが求めていることを理解して対応できなかった、
③職業に対するプロ意識が足りなかった、
④売上目標を組織から要求され手の付けやすい所からお客さんと接していた、
などだったそうだ。
話を聞いていくと、「自分とお客さんが仕事を通じて楽しくなれるためにはどういう関係を構築すれば良いのか」を考えて行動することにしたそうだ。
まだまだ計画的な行動ではないので個人としては無駄があるし、組織としたらこういう認識をもって行動に移している人は少ないはずなので、組織としての不効率な部分も多いのではあるが、
まだまだ計画的な行動ではないので個人としては無駄があるし、組織としたらこういう認識をもって行動に移している人は少ないはずなので、組織としての不効率な部分も多いのではあるが、
「認識が変わる」だけで、自然と行動に反映されて来ている。
ちなみに、その方は人並みはずれた、ずば抜けた業界知識や頭の回転の速さを持ち備えているわけではない。
しかし、結果としての売上1位が最近はあると言う。
「お客さんを追い込んで、引き出せるだけ引き出だして、あとはポイ」と
と「お客さんとともに納得出来る結果に繋がる関係を継続して行こう」でお客さんとの距離感に対する考え方も違ってくる。
安心して継続的に選ばれる組織は後者であることは言うまでも無い。
「お客さんを追い込んで、引き出せるだけ引き出だして、あとはポイ」と
と「お客さんとともに納得出来る結果に繋がる関係を継続して行こう」でお客さんとの距離感に対する考え方も違ってくる。
安心して継続的に選ばれる組織は後者であることは言うまでも無い。