毎度毎度の「ジャイアンツ」ネタであるが、

桑田投手が監督を務める「麻生ジャイアンツ」と言う少年野球チームが神奈川にあるという。
全国大会では準優勝したこともあり、実績もチームである。
現在のチーム員は32人であるが、来年は45人になるという。(※2005年の話)


面白いのは、入団テストでは、ずば抜けてうまい選手もいたが、

「出来て当然」と言う態度を取った者は不合格としたそうだ。

「勝てる強いチームを作るのが目的ではない」と桑田さんは言う。
「どんな社会に行っても頑張れる人間力を鍛えたい」のだと。


調子が良くて

「いい投球をするから突然先発に指名される」、

「いいバッティングをして4番に突然指名される」

と言うのは、その時はいいかもしれないが、

「そこにいたるまでのステップを怠っている」

としたら、本物の実力ではなく、長続きしない。


20年ぐらい前はよく、

「(当時PL学園の)桑田真澄さんに似ていますね」

と言われ、親近感(今はあまり似ていない)があるのと、

また、古武術(甲野善紀氏)の身体操法を取り入れた

投球(ためない,ひねらない,うねらない)術より、

どちらかと言うと「リスペクト(尊敬)する対象」であるが、

かつての桑田選手といえば、借金まみれのダーティーな

イメージが付きまとっていたので、同年代以上の世代には

あまり評判はよくない。

しかし、ジャイアンツの若手に「目指したい選手は」と質問すると

「桑田さん」がダントツだそうだ。
「いつでも手を抜かないひたむきな練習姿勢」

は「自分もそうありたい」と他者の心に変化をもたらす影響が大きいのであろう。


そこに「つるむことで形成される人間関係」はない。
新人王以外のタイトルのない無冠の帝王こと清原和博選手も同世代なので

応援しているが、「チーム清原」の人間関係の構築と大きな違いがある。


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