「仕事でミスを連発して怒られっぱなし」
「ものごとが上手く運ばない」
「恋愛が持続しない」
「お金が一向に貯まらない」
など凹む(ヘコむ)ことばかりが続く、「負け続ける人」のことを
「負け癖がある人」といいます。
「負け癖」がある人には「ダメ習慣」といえる共通の思考パターンがいくつかあります。
例えば、「負け癖思考」の人には、
「大事な仕事の前に酒を飲みすぎて、夜更かしをする」という行動を取る人が
多いのです。
この行為は心理学的に「ハンディキャッピング」といい、大事な仕事の前に自分にハンディを負わせ、失敗したときに「仕方がない」と言い訳をするのです。
しかし、これを続けていくと、「何事も達成できない自分」に嫌気がさして、
自信喪失になってしまいます。
これを避けるためには、「大事な用件を終わらせたら遊ぼう」とか「飲んじゃっ
たから仕事ができなかったとは言い訳しないぞ」と、自分で自分にたがをはめて
おく必要があるでしょう。
また、「負け癖思考」には、ふとした瞬間に思い出すことが、「嬉しかった記
憶より、腹の立った記憶が多い」という人が多いです。これも同様で、悪い記
憶を思い出すと、自然とネガティブ思考になりやすいものです。
この対策として、「1日に起こった嬉しいことを日記にする」という方法があ
ります。ブログを毎日書いている人ならおわかりかと思いますが、何かテーマ
を持って書こうすると、できるだけそのテーマを覚えておこう、メモしておこ
うと意識するようになります。
つまり日常的にささいな「嬉しいこと」を覚えておこうとするわけです。結果、
頭の中の思考が常に「いい感情」で支配され、持続できるわけです。
┌──────────【 ポ イ ン ト 】──────────┐
大事な仕事ができない言い訳材料となるハンディを負わない。
嬉しかったことを恒常的に思い出して反芻(はんすう)する
思考習慣が、「負け癖思考」防止になる。
└─────────────────────────────┘
(※本文は2007年11月22日配信版の、まぐまぐ「あなたの市場価値を高めるビジネス発想術」に
http://career.mag2.com/hassou/backnumber.html
寄稿したものです)
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