『運を天に任せる』
という遊び心が企業にはあってもいいのかもしれない。
先日、テレビを見ていたら、「運気給」(運気手当)なる給与科目がある企業が紹介されていた。
その企業では、確か、社員が毎月1回会議室に呼ばれて、サイコロの目を振って、出たサイコロの目を「基本の運気給」に掛けた額が次の給料に反映される仕組みとなっていた。
取材カメラが入っていたせいかもしれないが、サイコロを振る社員さん達の表情は元気で、運悪くサイコロの目が「1」になった人も「来月頑張るぞ!」という明るさがあった。
「切羽詰まった崖っぷち」という精神状態は、時として思いがけない力を発揮するが、そんな精神状態が長く続くと、精神的に疲弊するか、人の目を出し抜くズルさが強くなってしまう。
つまり、長い目で見れば「切羽詰まった崖っぷち」という精神状態は、組織の生産性を落とすことになる。
「こんな時はジタバタしてもしょうがない、だから地力を付けておこう!」
「やるだけのことをやったら、後は運を天に任せていこう!」
という精神的な鷹揚(おうよう:小さなことにこだわらずゆったりとしているさま)さが今の時代を生きていくには大事な心がけなのかもしれない。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ123号より)
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