この投票は、同紙が“独断と偏見で選んだ世界30ヶ国65人の美人政治家”を対象に行われていた。
たしか、報道が流れた当初は、藤川氏は2位だったと記憶しているが、その後、得票がぐんぐん伸びて最終的には、2位になったペルーの国会議員の方に約2万票の差を付ける14万6359票を獲得した。
筆者は、この報道が流れた時に同紙のウェブサイトを閲覧したが、他のノミネート者が国会議員や国務大臣、知事クラスなのに対して、藤川市議だけが「市議」なのが印象的だった。
ただ、純粋に「エントリーされた政治家の美人度」だけで客観的に候補者の中から「美しい政治家」を選ぼうとすると、藤川市議の写真映りはあまりよくなくて、「藤川市議を知っている人」でなければ他の写真映りのよい美人政治家に投票してしまうよなぁ、という感じがした。
つまり、投票が伸びたのは「この報道を聞いて日本からの投票が大幅に増えた結果」なのだろうと思う。
それにしても、藤川ゆり市議の地元での評判はあまり高くないらしい。
つまり、話題先行で目立った政治家としての実績がない、というのだ。
藤川市議は、無所属議員ではあるが、所属会派は、市議会多数派の「自由民主クラブ」に所属しているから、「話題性と人気先行」ではあるがそれを利用して、もっと「アイドル政治家」として宣伝やPRをしかけ「八戸大使」として活動するべきだと思う。
藤川市議は、2008年11月に八戸をPRする目的で発表した写真集や政治献金疑惑(本人は疑惑を否定)で当時の後援会長からバッシングされたが、個人的には、「キャリアウーマン風政治家」にはならないで、「ソフトなアイドル路線」でじゃんじゃんメディア露出して、八戸をPRすれば「八戸や周辺自治体への経済効果」は相当高くなると思う。
藤川市議について、「県議会議員選挙に立候補して市議を辞めた父を継いだ政治家」「介護施設での僅かな職業経験しかない経験不足の政治家」「単なる若くてかわいい政治家」「成果のない政治家」と辛口の有権者や国民も多いとは思うが、「有名になること」「注目されること」は、それ自体が「稀有な才能」だし「ひとつの能力」だと思う。
この藤川市議の抜群の知名度を活かすことができるプロデューサーが出てくるか、バッシングに負けずセルフプロデュースする能力が本人に高くないと「単に地方自治体のちょっとかわいい議員さん」で終わってしまってもったいないなぁ、と思うのである。
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