全国的にミツバチが急激に減少し、農作物に被害が出ているという。
「ミツバチ」の役割というと、「ハチミツ採取」のイメージが強いが、もうひとつの大事な役割としてスイカやメロン、カボチャ、イチゴなど「農作物の受粉」がある。
かのアインシュタイン博士は「もしミツバチがいなくなったら、人類は4年ぐらいで滅亡する」と予測していたという。
ミツバチの存在はそれほどまでに人類にとって重要な役割を持っているのだ。

実態はどうなっているかというと、たとえば、2009年4月18日付の神奈川新聞によれば、神奈川県では、2008年から2009年にかけて、「女王バチを中心とする群れが九割以上も消滅した」業者もいるのだという。
神奈川県畜産課のデータだと、2009年1月現在で、「一匹の女王バチと数万匹の働きバチで構成する群れの数は1674群」あるが、2006年には、「2096群」であり、この3年間で2割も減少している。

何かで聞いたデータなのでうる覚えであるが、イチゴ栽培するビニールハウスで受粉に必要なミツバチが8,000匹必要であるそうであるが、多くの農家で半分程度しか確保できていないという。
そうなると、きちんと受粉されないために「形がイビツなイチゴ」が実ってしまい売り物にならないのだ。
「ミツバチが無理なら人工授粉」が究極の対策ではあるが、気の遠くなるような作業量になってしまい、まず採算が合わない。

「ミツバチを海外から輸入する」という対策も考えられているが、この対策には「南米に存在する人を殺傷するミツバチの国内侵入」が懸念され、慎重な議論が必要そうだ。
ところで、「ミツバチ大量死の原因」について専門家は、
1)ミツバチに寄生するダニの被害
2)ミツバチのウイルス感染
3)農薬の影響
4)ミツバチ売買によって生じる移動によるストレス
が考えられるという。
数年前に「鯉特有の病気」である「コイヘルペス病」で大量の養殖されている鯉が死んだニュースが報道されたが、「ミツバチの大量死」はその影響よりも遥かに大きい。
したがって「ミツバチ減少」に対する早急な処置、大量死の原因究明と対策が必要なのは言うまでもない。
現状、大量死の有力な原因は「農薬の影響」らしいが、「移動によるストレス」も原因のひとつとは『昆虫の世界もストレス社会』になってきているんだなぁ、と思った次第である。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ121号より)

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