論理的な話の展開をする上で、「漏れや抜けがないか」をチェックする方法がある。
それが「なぜそうなの?/だからどうなの?」である。
なぜそうなの?(Why So?)とは、
「なぜそのようなことが言えるのか?」「具体的にはどういうことか?」
を確認する思考である。
一方、だからどうなの?(So What?)とは、現在入手している情報の中から
「結論としてどういうことなのか?」
を抜き出す思考である。
つまり、論理的に話を展開するためには、Why So? /So What?とMECE(モレやダブりのない状態)で「論理」を構築することである。
「論理的である」とは、結論を頂点に、縦の並びではWhy So?/So What?の関係の階層になっており、同階層の横の項目ではMECEの関係が成り立っていることが必要になる。
わかりにくいので、事例で考えてみる。
事例:『ある事業から撤退するか否かを考える』
この事例は、「ある事業から撤退するか否か」というテーマについて議論するための情報です。
【事業に関するさまざまな情報】
「市場は成熟しているが規模は小さい」
「ライバルのA社はシェアを45%持っている」
「他社のコスト競争力は高い」
「当社は工場立地が悪く設備の効率も悪い」
「ライバルのB社は開発力も高く急激にシェア(25%)を伸ばしている」
「製品に関係する法規制が年度ごとに変わりやすい」
「市場全体の規模は停滞気味である」
「当社は多くのベテラン従業員が定年退職を迎えており、人材の育成に時間がかかる」
「低価格商品が売れる傾向にある」
事例は「事業から撤退するか否か」なのでフレームワークとしてポピュラーな「3C(市場、競合他社、自社)」で情報をグルーピングしてみます。
ここで重要なのは、グルーピングした情報に対して「だからどうなの?」が、導き出した答えから「なぜそうなの?」が成り立つかどうかを確認しておくことです。
【市場】
「市場は成熟しているが規模は小さい」
「市場全体の売上は停滞気味である」
「製品に関係する法規制が年度ごとに変わりやすい」
「低価格商品が売れる傾向にある」
⇔市場の成長は薄く、価格競争の段階となっている
【競合他社】
「ライバルのA社はシェアを45%持っている」
「他社のコスト競争力は高い」
「ライバルのB社は開発力も高く急激にシェア(25%)を伸ばしている」
⇔競合他社が占めるシェアは高く、技術力も高い
【自社】
「当社は工場立地が悪く設備の効率も悪い」
「当社は多くのベテラン従業員が定年退職を迎えており、人材の育成に時間がかかる」
⇔現状では自社の経営資源を活かすことは困難
以上のことから、
【結論】
・市場の成長は薄く、価格競争の段階となっている
・競合他社が占めるシェアは高く、技術力も高い
・現状では自社の経営資源を活かすことは困難
⇔「事業から撤退すべき」
なお、この事例はわかりやすい事例なので、通常は「事業から撤退すべき」という結論が導き出されますが、実際のビジネスの場では、その事業に関する関係者の想いやウィークポイントに対する打開策などが意見として出され、議論が割れる場合がほとんどです。
その場合、反対意見者なら、どの部分を攻めてくるか、相手の立場から予想される「その論理構成を想定」して、それに対する反論も考慮しておくことが必要です。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ118号より)
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それが「なぜそうなの?/だからどうなの?」である。
なぜそうなの?(Why So?)とは、
「なぜそのようなことが言えるのか?」「具体的にはどういうことか?」
を確認する思考である。
一方、だからどうなの?(So What?)とは、現在入手している情報の中から
「結論としてどういうことなのか?」
を抜き出す思考である。
つまり、論理的に話を展開するためには、Why So? /So What?とMECE(モレやダブりのない状態)で「論理」を構築することである。
「論理的である」とは、結論を頂点に、縦の並びではWhy So?/So What?の関係の階層になっており、同階層の横の項目ではMECEの関係が成り立っていることが必要になる。
わかりにくいので、事例で考えてみる。
事例:『ある事業から撤退するか否かを考える』
この事例は、「ある事業から撤退するか否か」というテーマについて議論するための情報です。
【事業に関するさまざまな情報】
「市場は成熟しているが規模は小さい」
「ライバルのA社はシェアを45%持っている」
「他社のコスト競争力は高い」
「当社は工場立地が悪く設備の効率も悪い」
「ライバルのB社は開発力も高く急激にシェア(25%)を伸ばしている」
「製品に関係する法規制が年度ごとに変わりやすい」
「市場全体の規模は停滞気味である」
「当社は多くのベテラン従業員が定年退職を迎えており、人材の育成に時間がかかる」
「低価格商品が売れる傾向にある」
事例は「事業から撤退するか否か」なのでフレームワークとしてポピュラーな「3C(市場、競合他社、自社)」で情報をグルーピングしてみます。
ここで重要なのは、グルーピングした情報に対して「だからどうなの?」が、導き出した答えから「なぜそうなの?」が成り立つかどうかを確認しておくことです。
【市場】
「市場は成熟しているが規模は小さい」
「市場全体の売上は停滞気味である」
「製品に関係する法規制が年度ごとに変わりやすい」
「低価格商品が売れる傾向にある」
⇔市場の成長は薄く、価格競争の段階となっている
【競合他社】
「ライバルのA社はシェアを45%持っている」
「他社のコスト競争力は高い」
「ライバルのB社は開発力も高く急激にシェア(25%)を伸ばしている」
⇔競合他社が占めるシェアは高く、技術力も高い
【自社】
「当社は工場立地が悪く設備の効率も悪い」
「当社は多くのベテラン従業員が定年退職を迎えており、人材の育成に時間がかかる」
⇔現状では自社の経営資源を活かすことは困難
以上のことから、
【結論】
・市場の成長は薄く、価格競争の段階となっている
・競合他社が占めるシェアは高く、技術力も高い
・現状では自社の経営資源を活かすことは困難
⇔「事業から撤退すべき」
なお、この事例はわかりやすい事例なので、通常は「事業から撤退すべき」という結論が導き出されますが、実際のビジネスの場では、その事業に関する関係者の想いやウィークポイントに対する打開策などが意見として出され、議論が割れる場合がほとんどです。
その場合、反対意見者なら、どの部分を攻めてくるか、相手の立場から予想される「その論理構成を想定」して、それに対する反論も考慮しておくことが必要です。
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