定期的に、
「仕事上のつながりが減ったし、まず電話を掛けることはないな」
という番号とアドレスを削除して携帯電話のアドレス帳を整理していけばいいのであるが、
「どこかで関係するかもしれない」
と思いなかなか不必要な番号とアドレスを削除できない。
そうはいっても、仕事上、本当に必要な番号とアドレスが登録できない状態では話にならないので、登録されている会社や人物を確認して、削除できそうなものをチェックしていった。
すると、結構、
「今となっては電話番号を携帯に登録している必要がない」
アドレス帳登録が多いことに気が付いた。
代表的な例を挙げれば、
・ホテルの電話番号
・JALやANAの予約センターの番号
である。
これらは、完全に現在では「ネット予約」となり、トラブル時以外、全く、オペレーターや係員の方とサービス利用時まで会話を交わすことはない。
「電話予約よりネット予約」
で予約する理由は、
・割引や特典がある
・予約が24時間可能
などが挙げられるが、最大の理由は
「予約のエビデンス(証拠)が残ること」
である。
飛行機の場合は、予約を受け付けるオペレーターさんがコンピューターを見ながら操作しているだろうから安心感があるが、ホテルの場合は、受付した方が内容をコンピューターや紙に確実にこちらの要求事項をメモしているかわからない。
また、現地に着いてから、仮に「予約が入っていない」「禁煙ルームでない」などと顧客側の要求と違っても、ネット予約であれば、こちらにログ(記録)があるから安心である。
最近泊まった温泉旅館で「ネット予約の割合」を聞いたら、この旅館の利用者層が年配の方が多いためか、3割程度とのことであった。
ただ、「ここ2~3年で急にネット予約のお客さまが増え、アンケートに回答してくれるお客さまも増えた」という話をしてくれた。
つまり、ネット予約の活用は、「要求事項の明確化・確実化」、「顧客満足度の把握向上」という顧客側とサービス提供側の双方にメリットがあるものなのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ120号より)
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