どんな話題か振り返ると、(J-CASTニュースから抜粋)
・「笑っていいとも!」で毬谷さんが自宅での発声練習の様子を披露したときに「もう今、うちがキチガイみたいな…」と発言した
・コーナー終了後、加藤アナが「不適切な発言がありました」として頭を下げた
・「キチガイ」は、新聞各社では独自に差別語や不快用語にしていて、言い換えは「精神障害者」となる
・テレビでは共通の「放送禁止用語」はなく、各局で独自に基準などを決めており、フジでは、「キチガイ」を不適切としている
というのが、この議論のきっかけだ。
筆者の感想としては、
・バラエティ番組のゲスト出演者の言葉の使い方であり、話の流れからして特別な差別や意図が背景にあって発せられた言葉ではない
・テレビ局としては「安全策」を取らざるを得ないのかもしれないが、アナウンサーがその都度、お詫びコメントをするのは、バラエティ番組として違和感がある
と感じた。
それにしても、俗に言う「放送禁止用語」を調べてみると、日常会話で普通に使っている言葉が結構ある。
例えば、
(禁止用語)→(言い換え用語)
・「皮切り」→「手始め」
・「芸人」→「お笑い芸人」「芸能人」
・「孤児院」→「児童養護施設」
・「シナチク」→「メンマ」
・「将棋倒しになる」→「折り重なるように倒れる」
・「床屋」→「理髪店」
・「共稼ぎ」→「共働き」
などだ。
「片目」→「独眼、隻眼」
「片端」→「身体障害者」
「片手落ち」→「不公平」
「チビ」→「小柄な人」
「ハゲ」→「頭髪の薄い人」
などは、確かに言葉として使用することを躊躇うし、テレビから流れてきたら違和感がある気がする。
ただ、基本的には、「言葉そのもの」よりも「話の流れ」で判断するべきだと思う。
「放送を聴いている人にどう受け取られるかわからない」
ことを過剰になり過ぎると、
・「メタボ」→「胴まわりが男性なら85cm以上ある人、胴まわりが不自由な人」
・「デブタレント」→「身体に贅肉が標準より多く付いているタレント」
・「おバカタレント」→「常識や知識が乏しいタレント」
なんていう、変な言い換え方になっちゃうよなぁ、と思う。
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