サラリーマンを辞めて独立してからサボりがちなものはいくつかあるが、「定期健康診断」もその一つだ。
「忙しいから受診するのをつい忘れていた」という年もあったが、
「めんどくさい」「変な病気が見つかったら多忙な毎日なのに嫌だな」
という心理が働いていたのも事実だ。

昨年の4月に、気がついたら5年ぶりに定期健康診断を受診してみた。
結果は、ほぼ正常。
ただ、受診した病院が5年前と同じ病院だったので、前回データがあり、その時より、
「肺活量が低下している」「胆嚢のポリープが少し成長している」
というコメントをいただいた。
これらの原因は、「肺活量」に関しては、タバコを吸っているわけでもないので、おそらく単なる「老化」と「運動不足」による低下なのだろう。
「胆嚢」に関しては、仮に「胆嚢ポリープ」が悪性、たとえばガンであると、まず生還することはない。
前回は「寝不足とジャンクフードの摂取がポリープの原因かもしれない」と医師からコメントをいただいたので、それ以来、全く「カップラーメン」は食べていない。
健康診断は、「些細なマイナスコメント」をいただいた方が「不摂生には注意しよう」とか「毎年検診を受けて経過をチェックしよう」という気になる。

「ガン」も怖いが、個人的には「糖尿病」が怖い。
糖尿病になってしまうと、食事制限が必要になって、生活がしづらくなってしまう。
ただ、「糖尿病常識」は間違った「常識」も多いそうだ。
2009年3月20日付の日刊ゲンダイに、「糖尿病の間違った常識」が掲載されていたので紹介する。
≪間違っている常識≫
・和菓子よりケーキのほうが安心だ
(ケーキのほうが、炭水化物が和菓子より少ない。血糖値を上げるのはカロリーではなく、炭水化物)
・散歩は一日1万歩
(血糖値を下げるためには、歩数より食後(30~40分)に歩くこと。毎日1万歩歩くより毎食後に1000歩歩く方が血糖値を下げる)
・焼肉とお酒は厳禁
(ヒレ肉もロース肉も殆ど血糖値は上がらない。お酒もビール以外はOK)
・痩せていれば大丈夫
(糖尿病は遺伝する。両親とも糖尿病であれば75%の確率で発症)
・果物は食べていい
(果物は確実に血糖値を上げるので、糖尿病対策としては厳禁)
・糖尿病は治る
(基本的には治らない。しかし、「境界型」と診断された人は食後の血糖値を140以下に保てば、すい臓の酷使を避けられるので治ることもある)
・糖尿病はサプリメントで改善する
(医学的に糖尿病に効果があると証明されたものはシナモン以外、殆どない)
・血糖値が安定すれば合併症は起きない
(過去に血糖値が悪かった人は身体がそれを覚えていて合併症を起こす可能性がある)

若いころは「健康第一」なんてまるで実感なかったけど、年々「まずは健康であること」としみじみ思うのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ120号より)

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