インターネットの普及によって、それまでと大きく変わったことの一つとして、
「調べものをするのが便利になった」
ことがあると思う。

筆者の場合、いろんなことを「広く浅く知ること」が好きである。
「一流になる」には「深く知る」ことが必須条件なのかもしれないけど、
・いろんな人と接する時に合わせられない話題を減らしたい
・知っているのと知らないのでは、ものごとの捉え方が違ってくる
から「全く知らないことができるだけない」状態にしたいなぁ、と常々思っている。

理屈で考えると、そんな理由からであるが、感覚的に言うと、
「全く知らないことがあるのは気持ちが悪い」
という理由で、新聞を読んでいても、テレビを見ていても、人との会話でも、
「気になったこと」
があると、頭で覚えて置くか、メモを取るかして、即座にインターネット検索をして調べものをしてしまう。
もちろん、インターネット情報が100%正しいわけではないけれど、調べたい情報をいくつか並べて比較すれば、情報の正確精度はかなり上がる。
つまり「広く浅くいろんなことを知りたい“調べもの好き”」の人間には、便利な時代になったなぁ、と思う。

芸能ネタでかつ、どうでもいい話なのだが、先日(3月28日)NHKの朝ドラ「だんだん」が終わった。
ご存じの方も多いと思うが、このドラマの主役は、三倉茉奈さんと佳奈さんが主役を演じていた。
三倉姉妹は、「ふたりっ子」でも主役を務めていたので、主役は2度目になるが、これはNHKの朝ドラ史上初めてなのだという。
その他の出演者には、「ひらり」で主演した石田ひかりさんや「ふたりっ子」で三倉姉妹と共演した河合美智子さんなど「NHK朝ドラ常連役者さん」がたくさん出ていたから、「昔を振り返ることが好きな筆者」には懐かしく、NHKの番組HPやウィキペディアで他の出演者はチェックしていたつもりだった。

しかし、番組が終わって、まだその余韻があったので、その他の出演者も改めて再チェックしてみた。
すると、筆者と同世代の人なら分かってもらえると思うが、1984年にアイドル歌手(デビュー曲は“サヨナラMr.” )としてデビューした辻沢京子さん(当時の芸名で、現在は辻沢響江さん)が、ドラマで比較的重要な役割を果たす介護施設の高林施設長役で出演していたことを今さらながら、知った。
ドラマを見ている時は「きれいな女優さんだなぁ」と眺めていたのに、何で気がつかなかったのだろう?と思う。
また、それと、ふだん「調べもの好き」を自認している割には、「なんで気になっていたことなのに調べなかったのだろう?」とも思う。

端から見れば、「どうでもいい無駄知識を敢えて増やさなくてもいいんじゃないの?」と嘲笑されてしまうことかもしれない。
しかし、常々、筆者は「ものごとに対する関心が薄れてきたらヤバい」と感じている。
個人的には、ちょっと「がーん」な出来事であった。

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