という言葉を期待していた時に、そういう言葉が掛けられないと
「あれ~?」とがっかりする。
先日(3/24)、新千歳空港から羽田空港行きの飛行機に乗った時のこと。
筆者の座席は、前方通路側で、一般座席にプラス1000円加算する席なので、比較的ゆったりしている。
言うまでもないが、この座席のメリットは、
・出口付近に近い
・座席がゆったりしている
・手荷物を入れるスペースが確保しやすい
・おしぼりと茶菓子のサービスがある
・新聞紙やブランケットが比較的優先的に配布される
など、「一般座席よりわずかに気を使われている」気がする。
正直なところ、筆者の場合「プラス1000円で享受したい特典」は、
「出口付近に近いこと」と「座席がゆったりしていること」ぐらいだ。
幾分セコイ話であるが、特に後者は、一般座席で隣にいかつい男性が乗り合わせるとほぼ必ず
「ひじ掛争い」
が勃発する。
筆者は、「ひじ掛け争い」で隣の乗客と「無言の火花を散らしたくない」からひじ掛けは使わないが、そうなると、我が物顔で隣の乗客はどんどんこちらの領域に侵入してくる。
すると、「コイツ周りの人に気を回さないヤツだなぁ」とプチストレスが飛行機を降りるまで続いてしまう。
そうなると、その後の気分も悪いので、それを回避したいがために、プラス1000円を支払っているといっても過言ではない。
冒頭の話に戻ると、先日、そのプラス1000円の席で、
「飲み物と茶菓子のサービス」を飛ばされたのだ。
私は、自ら購入したペットボトルのお茶があったこともあり
「そのうち(乗務員さんは)気がついて(お茶とお菓子を)持ってくるだろう」
とあまり気にしていなかった。
しかし、となりのサラリーマンの方が、乗務員の呼び出しブザーを使って、乗務員さんを呼び、「サービスが飛ばされているけど・・・」とサービスを飛ばした乗務員さんとは別のベテラン乗務員さんに注意した。
すると、ベテラン乗務員さんは平謝りで、茶菓子を余分に持ってきてくれ、また丁寧に頭を下げて、気を使ってくれた。
筆者は、このベテラン乗務員さんの対応が素晴らしかったので、全く、「サービスミスそのものに対して」不快感はなかった。
しかし、おそらく、ベテラン乗務員さんよりサービスを飛ばした乗務員が注意されたのだろう。
その数分後に、その乗務員さんが謝りに来た。
しかし、サービスが飛ばされた筆者のいる列の席の乗客の目も見ず、か細い声(何を言っているのか聞き取れない)で、ちょこっと会釈をした程度だったのだ。
乗務員が立ち去った後に、となりの乗客とは顔を見合わせて「無言の苦笑」である。
おそらく「謝るなら謝るなりの態度があるだろう」とお互い感じたのだ。
この件は、些細なことではあるけど、
「あきらかな自分のミスについてちゃんと謝ることは勇気がいるし、難しいこと」
なのかな、と感じた。
でも、若いうちに「ちゃんと謝る習慣」をつけておかないと、年齢を重ねるに従って、もっと重要な時にちゃんと謝ることができなくなっちゃうのにな、と思う。
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