「なぜそうなるの?と常に“問題”の原因を考える」

“問題が発生”または“問題の発生が予測できる事態が生じた時”に、誰もが
「失敗を繰り返したくない!!」
「事前に問題の発生を防ぎたい!!」
と考えるでしょう。
では
「失敗を繰り返さないこと(再発防止)」
または
「事前に問題の発生を防ぐこと(未然防止)」
を実施するための能力(問題解決能力)を鍛えるためには日常生活でどのような思考習慣を積めばよいのでしょうか・・・。

そんな思考習慣を身につけるために必要なことは、月並みな表現になってしまいますが
「常に問題の原因を考えること」です。
そして
「“問題設定”と“その問題の原因の関係”を分析・整理する思考技法を身に付けること」
が必要になります。
一般的には、その思考技法として「なぜなぜ分析」が有効といわれています。
「なぜなぜ分析」とは
「現象として生じている問題」に対して
「なぜ生じたのか」を繰り返すことで「真の原因」にたどり着くという分析方法です。

有名な話ですが、コストダウンが得意なトヨタ自動車は「なぜ?を5回繰り返すこと」が社風になっています。
つまり、問題に対して「なぜを繰り返し考えていくことで問題の本質をつかむ習慣化」(論理的思考)ができるのです。
問題の本質、つまり問題の原因の究明をする習慣がないと、失敗に対して反省し、対策を取ろうとしても短絡的、かつ、感情的・感覚的な思考(感情的思考)に陥り、場当たり的なものとなってしまいます。
(中編につづく)
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ112号より)

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