2009年2月号(2008年12月25日発売号)から、『広報会議』という月刊雑誌に連載コラムを書いている。
この雑誌は、「危機管理、広報PR・IRの専門誌」で基本的な読者層は、企業の広報担当者向けである。
雑誌を発行しているのは宣伝会議㈱で、原稿依頼のお話があった時は、正直、「宣伝と広報の違い」もイマイチ理解していなかった。
しかし、「リスクから身を守り、持続的な成長をするために、広報部門が果たす役割は大きい・・・つまり「広報は経営そのもの」という概念が理解できると、俄然、やる気が出た。
また、読者層が、私が普段は接点が少ない部門なので、「わかりやすい文章を書こう」と考えながら書けば、自分も成長するかな、という想いもあった。

「雑誌者と執筆者の関係」は、
「組織と供給者の関係」
である。
(※これはマネジメントの原則「供給者との互恵関係」である)

本を出版したり、雑誌に連載を持っている仲間には「原稿は俺の文章だ。編集者に勝手に主張を解釈され、いじられるのはイヤだ」という人も案外多いが、私は「編集長(編集部)は、映画監督やテレビドラマの演出家、番組制作のプロデューサー」と思っているので、「双方で意見を出し合って、読者(顧客)に響く文章を世に送り出したい」と思っているので、文章の構成の入れ替え、表現の変更などの手を加えられても全然へっちゃら・・・、というかむしろ、「読みやすくしてくれてありがとうございます」と考えているし、「なるほど、そのように私が書いた文章を構成し直せば、読者をひきつけることができるよな」と感心することもある。
また、逆に、以前、担当編集者に言われたことがあるが、ある意味、「編集者は作品を通して、執筆者の一番の理解者」である。
つまり、編集作業を通じて「気づき」を得て、編集者として成長もしていくのだ。
それが、「双方の価値創造性の向上」になるはずなのだが「載せてやるぞ」あるいは「書いてやるぞ」の関係になっては、そこから何も生まれることはないだろう。

【「広報会議」のウェブ紹介ULR】
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ110号より)

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