「週刊東洋経済」の2009年1月17日号で「仕事力劇的アップ勉強法」という特集が組まれていた。
この特集で、勉強法を紹介している人は何人かいたが、この手の雑誌の企画ではお馴染みの、
・脳科学者の茂木健一郎氏
・経済評論家で公認会計士の勝間和代氏
・カリスマ予備校講師の細野真宏氏
各4ページ扱われて、メインで登場していた。
他に取り上げられている人が各1ページだから、この特集の「目玉」な人たちと言う位置づけなのだろう。

勝間氏は、勝間氏の代名詞ともなった「フレームワーク」を使った「先読み力」が紹介されていた。
フレームワークで、「今後の政治はどんな方向に向かうのか」「雇用格差問題を解消するカギは何ですか」「CSRは景気悪化局面でも拡大しますか」というお題について意見を述べていた。

お題そのものに対する勝間氏の回答(意見)は「ふ~ん」という、つまり「そうだよなぁ」「そうなるのかなぁ」という同意見半分、懐疑的半分と言う感じであった。
それよりも、意見として述べられている内容そのものに「そうそうそう!!!」と賛同するものがあったので一部を引用して紹介したい。

(週刊東洋経済から一部抜粋引用 ここから)
バブル期に盛り上がった企業のメセナ(文化・芸術への支援)活動はバブル崩壊とともに縮小したが、CSR(企業の社会的責任)とメセナでは社会貢献の意味が全く違う。
今、必要とされているのはメセナよりもCSR。
それも本業でのCSRだ。
たとえば銀行にとってのCSRとは、きちんと貸出先を吟味し、本業でのCSRを遂行している企業企業についてはその点をもっと評価して、彼らがおカネを借りやすくなるようにするのが、本来の姿だ。
寄付や植林をしていればCSRだと思っているような「エセCSR」は今後淘汰されていくだろう。
SRI(社会貢献投資)ファンドや環境問題に取り組む企業に投資するエコファンドの人気が欧米ほど高くないのは、個人投資家のCSRへの意識が低いからではない。まったく逆で、銀行とか、損保とか、まさにエセCSR企業の株がたくさん入っているから。
個人投資家はそれをわかっている
(引用ここまで)

後半の「SRIファンドや環境問題~」云々のところは、「そうかなぁ、個人投資家はそこまでわかっているかなぁ?」と思うが、そこ以外は、まったく勝間氏のおっしゃられる通りである。
私も、「企業における環境経営の本質とは」的な切り口で、
2008年10月15日付のブログ( http://blog.logcom.jp/?eid=679081  )
に書いているが、案外多くの企業で「本業に関連する社会的使命を通じての環境活動よりも本業で得られた利益の環境活動への貢献」を「企業における環境活動」と捉えているがちょっと変だ、的なことをかいた。
つまり、勝間流にいえば、こういった企業は「エセ環境活動」である。

ただ、消費者や投資家は、こういった「エセ活動」をきちんと評価し、見極めていけるのだろうか。また仮に見極めることができても、この経済状況下において、「真っ当な活動」をしている企業に投資したり、商品を買ったり、という行動をとれるのか、というと「ビミョー」ではないかと思う。

それはともかく、特集で紹介されていた「達人」たちの意見や考え方は参考になる。
勝間氏は、あたまの中に200種類ぐらいのよく使うフレームワークが入っていて、自分なりの「予測」を立てているという。
もちろん、予測は仮説でもあるが、仮説は知識の組み合わせから構築されるものなので「さまざまな知識、知見、価値観」というデータベースを日々、インプットしておかなければ、有効なフレームワーク思考はできない。

仕事力の達人たちは、凡人が想像する以上に「常に知識のインプットと深く考えることに励んでいる」んだろうな、と思う。

【よかったらクリックお願いします♪】
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキングranQ
企業家ブログhttp://www.kigyoukablog.jp/ranki.cgi?id=35