番組を見ながら、気になったワードをメモしてみた。
以下、羅列すると、
(※メモ書きなので正確でない部分もあるかもしれないことをお断りしておく)
・フィンランドの人口は524万人(人口の17%が65歳以上)
・納税者と政治の距離が近い(つまり透明性がある)
・国が強くなるためには、政治が信頼できるようにならないといけない
・成人の45%が職業教育を受けている
・500万人の中から如何にして優秀な人材を見つけ、育てるか→政治家のコメント
・資源のないフィンランドは、教育に力を掛けるしかない
・フィンランドに大学は20校あるが、すべて国立。しかも無料。
・GDPに占める教育予算は5.6%?(日本は3%ちょっと)
・知識や技術は一生を通じて学ぶものという意識が国民に浸透している
(最新の技術は刻々と変わる)
・小学校の教育→「自分で考えて表現する」が基本
・教師は教育修士号を持っている
・基本的な教育カリキュラムはあるが、教える内容や方法は教師の自由
・フィンランドには学習塾がないし、模擬テストもない
・平等に学べる
・大学教育が経済のニーズに合っているか?という企業へのアンケート
(フィンランドは「合っている」の回答が世界1位(日本は56位))
・社会のニーズに合った優秀な人材を労働市場に送り出す仕組みができている
・高所得の外資系企業に勤める者もいるが、多くは国内企業に就職
(社会に役立つ仕事をしたい)
メモしたキーワードを眺めているだけで、ここから日本が学べそうなヒントがたくさんありそうだ。
個人的に、印象に残ったことは、
「政治が国民に信頼されないと国はよくならないし成長しない」
「社会に育てられた子供は、社会に役立つ仕事をしたいと考えるようになる」
「社会のニーズに合った大学教育」
である。
今から30年ぐらい前は学校教育における「画一的な教育」「詰め込み式暗記教育」の弊害が叫ばれていて、私が小学校の頃は「個性を大事にしましょう!」と書かれた標語が学校によく貼られていた。
個性やいろいろな考え方の違いや価値感を認め合うことは大事なことであるが、気が付くと「自分のためだけに生きる」「自分の好きなように勝手に生きる」という「強烈な個人主義的価値観」を持つ人が増え「社会の中で生きる人間、社会の一翼を担う自分」という存在や役割への認識や価値観が欠如してきた。
「強制的な国歌斉唱、国旗掲揚論議」の時にも話題になるが、本来、
「社会がきちんと人を育てれば、人が社会や国に自然と貢献し、働くようになる」
ものなのだ。
フィンランドの現状は、それを今の日本に教えてくれるものである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ106号より)
【よかったらクリックお願いします♪】↓

ブログランキングranQ
企業家ブログ→http://www.kigyoukablog.jp/ranki.cgi?id=35