「先頭を走っている人はチンタラするな!」
これは、私が学生時代の先輩の言葉だ。
この言葉は、なんとなく大人になってからも印象に残っている言葉のひとつなのだが、今での、結構当てはまることがある。
先輩がよくこの言葉を発した時は、確か、「ドライブしている道路」だった。
当時の学生は「時間はあるけど、お金はない」状態。
学校のあった静岡から東京方面にクラブ活動などで向かうときなど、まず間違いなく下道(したみち)を走った。
つまり、東名高速道などは使わずに、一般道を使った。
当時は確か、静岡から郡山(福島県)辺りまでは、「お金の問題で」一般道を使ったこともあった。
また、「スキーのリフト券(1日券)が5人分タダ」なんていう話があると、静岡から一般道を使って(確かこの時はちょっとめげて、一部、高速道を使用しているが)上越(新潟)までスキーに出かけたりしたこともあった。
今考えると、まずやる気も起きないし、日程的に余裕もない行程である。
冒頭の「先頭を走っている人はチンタラするな!」に話を戻すと、この言葉の意味は、一般道や高速道路を走っている時に「流れに乗って走る。特に先頭を走っている人は!」という意味である。
片側2車線の高速道路などは特にそうであるが、右側の追い越し車線に左側の走行車線と同じ程度の速度で走っている車があると「走行車線に移動しなよ」とイライラを経験したことのあるドライバーは多いと思う。
一般道で1車線の場合も同様で、誤解を恐れずに言えば「先頭車両になったら、大名行列の如く、たくさん車を引き連れた状態で走行することは厳禁である」と思う。
仮に、先頭車両なのに「オレは制限速度を守っているから、文句言われる筋合いはない」というのであれば、ハザードをつけて、若干左に車を寄せて、後続の車に追い越しさせるべきだ。
これは、日常生活で、エスカレーターに乗っている時、道を歩く時、空港タラップを歩く時、など「先頭になる」シチュエーションになったら必ず「先頭にいる人」が持つべき意識、認識であると思う。
仕事でも同じだと思う。
経営層はもちろん、何かのプロジェクトの責任者も「先頭に立っている時はチンタラできない」という自覚をもち、それに応じたものの考え方や取るべき行動があるのだ。
コンサルティングを通じて、各種の業務改革や改善プロジェクトの支援をしているが、「仕事として指示されているから給料分程度はとりあえずやるか」や「自分の立場の保身」を第一に考え「組織の将来像を考えて社内調整を、身を呈してやる」という決意のない「先頭に立つ人」がたくさんいる。
まさに「先頭を走る人はチンタラしていてはダメ」なのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ106号より)
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これは、私が学生時代の先輩の言葉だ。
この言葉は、なんとなく大人になってからも印象に残っている言葉のひとつなのだが、今での、結構当てはまることがある。
先輩がよくこの言葉を発した時は、確か、「ドライブしている道路」だった。
当時の学生は「時間はあるけど、お金はない」状態。
学校のあった静岡から東京方面にクラブ活動などで向かうときなど、まず間違いなく下道(したみち)を走った。
つまり、東名高速道などは使わずに、一般道を使った。
当時は確か、静岡から郡山(福島県)辺りまでは、「お金の問題で」一般道を使ったこともあった。
また、「スキーのリフト券(1日券)が5人分タダ」なんていう話があると、静岡から一般道を使って(確かこの時はちょっとめげて、一部、高速道を使用しているが)上越(新潟)までスキーに出かけたりしたこともあった。
今考えると、まずやる気も起きないし、日程的に余裕もない行程である。
冒頭の「先頭を走っている人はチンタラするな!」に話を戻すと、この言葉の意味は、一般道や高速道路を走っている時に「流れに乗って走る。特に先頭を走っている人は!」という意味である。
片側2車線の高速道路などは特にそうであるが、右側の追い越し車線に左側の走行車線と同じ程度の速度で走っている車があると「走行車線に移動しなよ」とイライラを経験したことのあるドライバーは多いと思う。
一般道で1車線の場合も同様で、誤解を恐れずに言えば「先頭車両になったら、大名行列の如く、たくさん車を引き連れた状態で走行することは厳禁である」と思う。
仮に、先頭車両なのに「オレは制限速度を守っているから、文句言われる筋合いはない」というのであれば、ハザードをつけて、若干左に車を寄せて、後続の車に追い越しさせるべきだ。
これは、日常生活で、エスカレーターに乗っている時、道を歩く時、空港タラップを歩く時、など「先頭になる」シチュエーションになったら必ず「先頭にいる人」が持つべき意識、認識であると思う。
仕事でも同じだと思う。
経営層はもちろん、何かのプロジェクトの責任者も「先頭に立っている時はチンタラできない」という自覚をもち、それに応じたものの考え方や取るべき行動があるのだ。
コンサルティングを通じて、各種の業務改革や改善プロジェクトの支援をしているが、「仕事として指示されているから給料分程度はとりあえずやるか」や「自分の立場の保身」を第一に考え「組織の将来像を考えて社内調整を、身を呈してやる」という決意のない「先頭に立つ人」がたくさんいる。
まさに「先頭を走る人はチンタラしていてはダメ」なのである。
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