先日、ある団体から依頼を受けてセミナー講師を担当した。
そのセミナーは、受講者が100人程度いたので、ひさびさに、比較的規模の大きなセミナーでした。
セミナーや講演会を実施する時にいつも思うのが、
「受講者の人数や世代の特性を把握して話しを組み立てないとウケない」
ということです。

2~3人や15人程度を相手に話をする時は、
・受講生の目を見て話しかける
・誰か受講生の中にキーパーソンを見つけてその方をイジる
・受講生の名前を呼んで質問してみる
などでなんとか盛り上がる。

しかし、100人程度と大人数になると、上記の手は使えない。
会場全体をひとつにするような、トーク術やアクション、パフォーマンスが取れればいいのであるが、なかなか難しくてできない。
また、会場のレイアウトでも盛り上がり方は違う。
この日の会場はホテルの会議室であったが、部屋の形が、縦長の会議室。
この形の部屋だと、後ろの席の人は、スクリーンが見えないから、完全にレジメを眺めて、講師の音声を聞くだけの状態になる。
つまり、檀上でよっぽど大袈裟なオーバーアクションやツカミネタを話さない限り、会場をひとつにすることはできず、極論、「録音テープで個別に自習している」感じになるのだ。

この時のセミナーは、講師がふたり招かれており、私が前半のパートを担当した。
話している時は、前述したようなことを考えながら、「今日は、おとなしくセミナーが進行しちゃっているなぁ。頷きながら聴いている人もチラホラいるから、まっ、いいか」という心境だった。

複数の講師がいる時は楽しみがある。
それは、「他人の講演を聞くことができる」からである。
通常は「単独セミナー」が多いから、なかなか、他人の講演をお聞きする機会は案外少ない。
今回は「いいたとえ話をするなぁ」と思った話があったので、紹介してみたい。

(紹介ここから)

『価値観/公平感の原点にあるもの?』
~社会の発展に伴い、時代の「公平感」も変わってきます~
問題:
Aさん、Bさん、Cさんがススキノで飲んだ帰り、方向が同じだったのでタクシーに乗りました。
全行程の1/3でAさんが降り、2/3でBさんが降り、最後に降りたCさんが全行程の3600円を払いました。
平等に料金を支払うには、それぞれいくらずつ払えばよいでしょうか?
(但し、基本料金は、考えないこととします)

(紹介ここまで)

たぶん、40代以上なら、現実的には、
・AさんとBさんは1200円をCさんに支払うことを申し出る
・AさんとBさんは2人で2000円をCさんに支払うことを申し出る
ということになるでしょう。

しかし、これが20~30代だと、
   1200円   1200円   1200円  
A   400円                 400円
B   400円   600円          1000円
C   400円   600円   1200円   2200円 
つまり
Aさん→400円
Bさん→1000円
Cさん→2200円
となり、これでまったく違和感がないようです。

きっとこの論法を40代以上に適用したら、「Aさんはセコイ奴だ」という感覚になるでしょう。
若い時には、実感としてわかなかったが、この歳になると、「社会の常識や価値観は時代時代とともに変化している」というのをモロに感じる。
ビジネス面でも、プライベート面でも、いいか悪いかは別にして、この辺の価値観の変化を把握して理解しておかないと、感受性の弱い人、融通の利かない人になっちゃうんだろうな、と思う。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ105号より)

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