環境関連の月刊誌から「中小企業における環境経営システムの特集を組むので原稿を書いてもらえないか?」という依頼があった。
詳しくお伺いすると、さまざまな環境経営システムの中でも環境省が推進している「エコアクション21」を特集の中心にするようで、私への依頼は「エコアクション21を支える審査人の実際」と題したコーナーで、4人の審査人を取り上げるという。
編集者からは「“審査人になった動機”と“エコアクション21をやりたくなる、あるいは、さらなる活動をして行きたい”と思えるような記事をお願いします!」とのことであった。
寄稿する原稿について「審査人になった動機」部分の、推敲、校正前のものを一部紹介したい。
(引用ここから)
私事であるが、今から4年以上前の2004年11月にそれまで勤務していた会社を退職し、経営コンサルティング会社を興した。
この独立して設立した経営コンサルティング会社の事業は主に3つあり、ひとつは「組織の業務改善コンサルティング」、2つ目は「ISOマネジメントシステムの監査」、3つ目は「ロジカル・シンキングに関するセミナー」だ。
そして、第1回のエコアクション21審査人試験に申請書を提出したのが2004年11月だ。
つまり、審査人になろうと思った最初の動機は「仕事の幅を広げたい」との想いからだった。
その後、審査人試験の要項やエコアクション21の制度をよく調べてみると「この制度はお医者さんに例えると、審査人は組織と主治医と患者さんのような関係になれる制度かもしれない」と感じ、俄然興味が高まった。
世の中には「検査」や「審査」、「監査」と言った組織をチェックする制度が数多く存在する。
しかし、税務署の税務調査にしても、会計監査法人が実施する会計監査にしても、ISOの審査にしても「第3者による公平かつ厳正なチェック」という側面が強く、監査する側と組織には、双方がいくらフレンドリーなコミュニケーションに努めても本質的には「他人行儀な関係」が成り立っている。
もちろん、それはそれぞれの制度の目的から考えれば当然である。
しかし、このエコアクション21審査登録制度は、
a)審査人を審査人名簿から組織が指名できる点
b)審査人が組織に対して指導・助言ができる点
を公式に表明している。
つまり、「患者さんが希望するお医者さんを自ら選ぶことができる」「希望するお医者さんから身体の状態を診断してもらえる」「希望するお医者さんから身体の状態に合った適切な方策を助言してもらえる」制度なのだ。(注:同一審査人は連続4回まで審査を担当できる)
ISOマネジメントシステムの監査で経験済みであるが、組織に対してより具体的なコメントをするとしようとするとコンサルティングにあたる可能性があり、監査の公平性が担保できなくなる。
しかし、中小零細企業が環境マネジメントシステムを導入・運用・継続的な改善を適切に実施できるようになるには、具体的な指導・助言は必須だと思う。
理屈で考えれば「審査登録制度」は「審査」と「コンサルティング」を峻別すべきだ。また審査では「組織の説明能力」も問うべきだろうし、「指導・助言」の役割はコンサルタントの領域でとするのも筋だろう。
しかし、「中小零細企業の環境への自主的な取り組みを推進する」ためには、審査とコンサルティングを分けて捉えるのは、効果的ではないし、コスト的にも難しい。
以上のような観点から「エコアクション21審査人の責任は重いがやりがいのある仕事」と感じている。
(後略)
(引用ここまで)
エコアクション21の審査人を目指す人やエコアクション21を活用している、あるいはしようとしている組織の人にはぜひ、参考にしていただけると幸いである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ101号より)
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詳しくお伺いすると、さまざまな環境経営システムの中でも環境省が推進している「エコアクション21」を特集の中心にするようで、私への依頼は「エコアクション21を支える審査人の実際」と題したコーナーで、4人の審査人を取り上げるという。
編集者からは「“審査人になった動機”と“エコアクション21をやりたくなる、あるいは、さらなる活動をして行きたい”と思えるような記事をお願いします!」とのことであった。
寄稿する原稿について「審査人になった動機」部分の、推敲、校正前のものを一部紹介したい。
(引用ここから)
私事であるが、今から4年以上前の2004年11月にそれまで勤務していた会社を退職し、経営コンサルティング会社を興した。
この独立して設立した経営コンサルティング会社の事業は主に3つあり、ひとつは「組織の業務改善コンサルティング」、2つ目は「ISOマネジメントシステムの監査」、3つ目は「ロジカル・シンキングに関するセミナー」だ。
そして、第1回のエコアクション21審査人試験に申請書を提出したのが2004年11月だ。
つまり、審査人になろうと思った最初の動機は「仕事の幅を広げたい」との想いからだった。
その後、審査人試験の要項やエコアクション21の制度をよく調べてみると「この制度はお医者さんに例えると、審査人は組織と主治医と患者さんのような関係になれる制度かもしれない」と感じ、俄然興味が高まった。
世の中には「検査」や「審査」、「監査」と言った組織をチェックする制度が数多く存在する。
しかし、税務署の税務調査にしても、会計監査法人が実施する会計監査にしても、ISOの審査にしても「第3者による公平かつ厳正なチェック」という側面が強く、監査する側と組織には、双方がいくらフレンドリーなコミュニケーションに努めても本質的には「他人行儀な関係」が成り立っている。
もちろん、それはそれぞれの制度の目的から考えれば当然である。
しかし、このエコアクション21審査登録制度は、
a)審査人を審査人名簿から組織が指名できる点
b)審査人が組織に対して指導・助言ができる点
を公式に表明している。
つまり、「患者さんが希望するお医者さんを自ら選ぶことができる」「希望するお医者さんから身体の状態を診断してもらえる」「希望するお医者さんから身体の状態に合った適切な方策を助言してもらえる」制度なのだ。(注:同一審査人は連続4回まで審査を担当できる)
ISOマネジメントシステムの監査で経験済みであるが、組織に対してより具体的なコメントをするとしようとするとコンサルティングにあたる可能性があり、監査の公平性が担保できなくなる。
しかし、中小零細企業が環境マネジメントシステムを導入・運用・継続的な改善を適切に実施できるようになるには、具体的な指導・助言は必須だと思う。
理屈で考えれば「審査登録制度」は「審査」と「コンサルティング」を峻別すべきだ。また審査では「組織の説明能力」も問うべきだろうし、「指導・助言」の役割はコンサルタントの領域でとするのも筋だろう。
しかし、「中小零細企業の環境への自主的な取り組みを推進する」ためには、審査とコンサルティングを分けて捉えるのは、効果的ではないし、コスト的にも難しい。
以上のような観点から「エコアクション21審査人の責任は重いがやりがいのある仕事」と感じている。
(後略)
(引用ここまで)
エコアクション21の審査人を目指す人やエコアクション21を活用している、あるいはしようとしている組織の人にはぜひ、参考にしていただけると幸いである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ101号より)
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