もはや旧聞に属する話であるが、取り上げてみたい。
最近では「KY」といえば、「空気読めない」ではなく「漢字読めない」の略らしい。
もちろん、この「漢字読めない」の話題を提供してくれたのは、麻生太郎首相。

マスコミで取り上げられたものを列記してみると、
詳細(しょうさい) ⇒ ようさい
未曾有(みぞう) ⇒ みぞゆう
頻繁(ひんぱん) ⇒ はんざつ
措置(そち) ⇒ しょち
有無(うむ) ⇒ ゆうむ
踏襲(とうしゅう) ⇒ ふしゅう
前場(ぜんば)⇒まえば

それにしても、お見事である。
受験問題集で「読み間違えの多い漢字」というドリルが作れそうである。

大人になると、こういった漢字の読み間違えは、誰も指摘してくれない。
大新聞では、今までも大臣クラスの読み間違えや言い間違えに気がついても、しらんぷりして記事にすることはなかったようであるが、麻生首相のこの多くの誤読に関してはさすがに取り上げたようだ。

読み間違えではないが、居酒屋の話題の際も、
「居酒屋でよく食べた料理はホッケの煮付け」
とありえない料理を挙げた。
要は、麻生首相は、聞いた話をちゃんと咀嚼せずに、中途半端な知ったかぶりの知識が多いのだろう。

麻生首相は漫画好きを自認している。
「マンガを読むと頭が悪くなる」
とマンガ批判が高まるかな?と危惧していたけど、そういう声はあまり上がっていないようで「言い間違え」と「マンガ」が関係付けられていなくてよかったと思う。

知り合いの美容師さんに聞いた話であるが、美容師という仕事はきまった休憩時間が取れないそうだ。
そのため、お腹が減っている時に「ありがとうございました」とお客さんに言うべきところ「おにぎり」と発してしまい、恥ずかしかったそうだ。
集中力が切れた時、ホッとした時には、誰でも言い間違えはあるけど、麻生首相はそうではなさそうだなぁ。

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