元厚生次官ら連続殺傷事件で、11月23日時点では、銃刀法違反(携帯)容疑で逮捕されている小泉毅容疑者が警視庁に出頭する約2時間前の11月22日午後7時過ぎに、読売新聞東京本社に「元厚生次官宅襲撃事件について」というタイトルで「最初から逃げる気は無いので今から自首する」と書かれたメールが届いたという。
同様のメールは、複数の報道機関にも届いている。

メールの原文を引用すると
(引用ここから)
 今回の決起は年金テロではない!
 今回の決起は34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!
 私はマモノ(元官僚)1匹とザコ(マモノと共生しているやつら)1匹を殺したが、やつらは今も毎年、何の罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている。
 無駄な殺生はするな!!!
 無駄な殺生をすれば、それは自分に返ってくると思え!
 <日本警察の捜査能力に疑問>
 ・私は左利きである。(吉原の妻に聞けば分かること)
 ・私は靴ひもタイプを使ってない。
 ・吉原の妻に使った凶器は山口を殺した包丁を使用した。
 ・山口の件では最初に出てきたのは剛彦である。
 最初から逃げる気は無いので今から自首する。
 以上
(引用ここまで)

小泉容疑者が麹町警察署に出頭するまでは、犯人像を専門家やテレビコメンテイターなどが、犯行状況や社会的背景から、いろいろと分析していた。
この分析を一般的には「プロファイリング」といい、プロファイリングとは、現場に残された状況をもとに、経験と統計的な犯罪データ、心理学の両面から犯人像を推理し、人種・年齢・生活態度などを特定していくことをさす。

興味深いのは、テレビで専門家たちは、警察発表をもとに犯人像についていろいろと発言していたが、かなりそれは違った議論であったという点だ。
警察は当時、
・犯人が履いていた靴は東南アジア製で、靴ひもがあるタイプ
・吉原健二元厚生次官の妻靖子さんを刺した犯人は右利き
・山口剛彦元厚生次官夫妻を刺した犯人は最初に妻を襲撃した
などと発表していたのだ。

つまり、警察発表とは異なる点が多いのだ。
小泉容疑者が真の犯人だとしたら、小泉容疑者がマスコミに送ったメールの文章のように「警察の捜査能力」には確かに疑問符が付いてしまう。
小泉容疑者が自ら警察に出頭しなかったら、捜査はどのような方向に向かい、容疑者逮捕までに相当の労力と時間を費やしたのではないだろうか。

小泉容疑者が逮捕されてから、以前または現在の近隣住民の小泉容疑者に対する人物像が報道されているが、性格的には粗暴で、怒りっぽく、愛想がなかったようで評判が悪い。
そういった評判から想像すると、小泉容疑者がマスコミに送ったとされるメールで「今回の決起(元厚生次官らの襲撃事件)は年金テロではない!」「今回の決起は34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!」「やつらは今も毎年、何の罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている。無駄な殺生はするな!!!」など八つ当たり的な支離滅裂の襲撃動機もなんとなく想像がつく。

しかし、素人目には、
・無職で約10年も月額6万2千円の家賃を滞納していない
・襲撃のターゲットとされた官僚が年金局長・次官経験者であったのは偶然か
という点は、生活支援するスポンサーなど背後関係は本当にないのか?、動機は本当に動物愛護の観点からなのか?という点が腑に落ちないよなぁ、と思うのである。

【よかったらクリックお願いします♪】
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキングranQ
企業家ブログhttp://www.kigyoukablog.jp/ranki.cgi?id=35