日刊ゲンダイの2008年10月10日掲載号に「最後の切り札の期待が高まるリア・ディゾン」という見出しが躍っていた。
記事によると、「“グラビア界の黒船”といわれ、一時は大旋風を巻き起こしたリア・ディゾン(22)の人気が急落している」というのだ。

状況としては、
1)2008年8月に出したセカンドアルバムの売れ行き初動は8000枚
2)現在、大阪、名古屋、横浜、東京の4ヶ所を回る全国ツアーであるがいずれの会場でも当日券を販売している
3)ネットオークションで4500円のチケットが160円で取引されたケースがある
4)ピーク時は7社と契約していたCMも現在は1社
5)2007年に3本あったテレビのレギュラーが現在はゼロ
6)テレビのゲスト出演は9月が2本、10月がゼロ
だという。

上記情報は、すべて「顧客(市場)に関する情報」であるから、「競合・自身」についての情報をあげてみると、
・日本語がうまくない
・歌唱力がある方ではない
・セクシーグラビアを封印したので世間の関心が薄れた
・所属事務所の経営者と付き合っているなどのうわさが出た
などが考えられる。

上記情報から言えることは、
「リア・ディゾンの歌手路線は撤退すべき」
「グラビア、モデル業を仕事の中心に据える(その間に日本語を鍛える)」
というのが無難な戦略だろう。

「日刊ゲンダイ」は大衆紙なので「最後の切り札(ヘアヌード)をだしますか」で記事を締めくくっているが、それは確実に「引退」へとつながる。
なぜならば、話題は出るが、その後の起用方法がないからだ。
たとえば、菅野美穂さんはヘアヌード後に確実に仕事も増えたし、女優としての地位も確立した。
それまでの菅野さんは、どちらかというと女優というよりも「お茶目な女優もバラエティもこなす中途半端なタレント」という印象が強かったが、そのイメージをヘアヌードが払拭するのに役立った。
しかし、リア・ディゾンさんは、次の展開が望めない。

リア・ディゾンさんの強みは何と言っても「神秘性」「写真でのルックス」「セクシーグラビア」、逆に弱みは「日本語が苦手」「強み以外のタレント性がない」である。
つまり、
・神秘性→中途半端にバラエティ番組に出過ぎた
・写真でのルックス→テレビ(動画)の仕事を増やし過ぎた
・セクシーグラビア→封印して歌手路線へ
と真逆なことばかりしてしまった。

優れた能力、タレント性があっても「注目される人」はホンの一握り。
「原石」を見つけても、マネジメントの悪さによって光ることなく終わってしまうのが、芸能界である。
「注目され得られた知名度」をその後の事務所の戦略ミスによって活かすことなく、逆にチャンスをつぶしてしまった、といえるのだろう。

【よかったらクリックお願いします♪】
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキングranQ
企業家ブログhttp://www.kigyoukablog.jp/ranki.cgi?id=35