ノーベル化学賞の受賞が決まった米ウッズホール海洋生物学研究所の下村脩元上席研究員は毎日新聞の取材に対して「GFPを発見できた理由」を「旧帝大出身の偉い学者が多いが、私は違った。学校で学んだことは少なく、アマチュア研究者だった。その分、先入観にとらわれない研究ができた。先生に習ってやっているようではだめで、自分でゲットする(得る)ことが大切だ」と語ったという。
つまり「先入観に囚われなかったことがGFPの発見という成功につながった」と自己分析しているのだ。

「発見」は「人が見えていないもの」あるいは「人が見つけられなかったこと」を見つけることなのだから確かに先入観を持っていたら見えないし、見つけられないのだろう。
例えば、ある人を二人の人が見た時に、一人は「大人しくて真面目な人だ」と感じ、もう一人は「無愛想な人だ」と感じるかもしれません。

なぜこのように同じ人を見ていても人によって感じ方が違うのだろうか?
「大人しくて真面目」と感じた人は、その人が普段、黙ってコツコツと仕事をしている姿を経験として見てきているからでしょう。
しかし、事実は「体調が悪くて無愛想」だったのかもしれません。
つまり「人は自分の経験則や先入観というフィルターを通して事実を見ている」からです。

このことから言えるのは、
『「事実」と「感じ方」を区別する習慣を身につけること』
が大事だということです。
事実は一つですが、感じ方は人によって異なります。
つまり、
「感じ方」=「事実」+「先入観」(経験則)
と考えられるので、先入観や経験則といったフィルターによって人によって感じ方が違ってくるわけです。

事実を確認しないで「感じ方(感性)」に頼っているとしばしば間違いを起こします。
だから「何が事実でどこまでが感じたことかを区別するする習慣」を身につけることは重要なのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ メルマガ93号より)

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