2008年8月4日の産経新聞で「客離れの外食産業 空いた時間のメニュー充実 朝や午後の売り上げ増狙う」という見出しのニュースが報道されていた。
記事によると、
・ガソリン価格高騰による外出の減少や相次ぐ値上げによる節約志向で外食産業の売り上げが落ちている
・その結果、外食産業では朝食や午後のティータイムなど、オフピークの時間帯を狙ったメニューを強化するところが増えている
・客足が遠のく時間帯を少しでもピーク時に近づけることで、ランチやディナータイムの売り上げ減少をカバーする戦略を取っている
というのだ。
一般的に企業が売り上げを向上させるためには3つの方法がある。
すなわち、
①顧客を増やす
②客単価を上げる
③一人当たりの顧客の購買回数を増やす
である。
つまり、記事で紹介されていた外食産業の戦略は、もともと集客の弱い時間帯にマッチしたメニューを強化して①や③を増やそう、というものだ。
記事では各店の例として、
「ビザ専門店シェーキーズ」
→サラダやデザート、ドリンクの品ぞろえを強化した新店舗「Cafe Shakey,「s(カフェ シェーキーズ)外苑信濃町」をオープン
「日本ケンタッキー・フライド・チキン」
→「KFC a.m.」と銘打った半熟たまごのサンドイッチなどチキン以外の朝食メニューを増やす
「中華料理レストランのバーミヤン」
→6月から朝食メニューを始め、トーストとハムエッグなど中華以外も取りそろえ、主婦やシニア層を中心に朝食時間帯で客数が前年比40%程度増やした
「日本マクドナルド」
→メロンパンなどの「マックベーカリー」を投入し、朝食やティータイム用のメニューを充実させた
などが紹介されていた。
ただ、数週間前のブログで紹介したように外食産業のアルバイトやパート人材の確保は現状、非常に困難になっている。
メニューを増やして、閑散時(オフピーク)の集客を強化するということは、「人材の確保」や「人材の教育」も伴うので、その辺を注意しての経営管理が必要になる。
話は変わるが、外食産業の顧客満足は「総合力」だと思う。
ここでいう総合力は「メインの料理以外のサービス」という意味だ。
先日、友人の知り合いが経営しているお店に行った。
評判通り、メインの料理は美味しかったが、
・飲み物がイケてない
(例:コーラの炭酸が抜けている→おそらくペットボトルのコーラを提供している。サワー類の割り方が雑→大衆居酒屋のサワーの方がおいしい)
・店内の座席の配置と空気の流れから、喫煙者の煙がテーブルに流れてきやすい構造
で、すっかりテンションが落ちてしまった。
テンションが落ちたまま眠れないので、その後に飲みに行ってしまった。
私は、変な動機で外食産業の売り上げ増に貢献しているなぁ、と思う。
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記事によると、
・ガソリン価格高騰による外出の減少や相次ぐ値上げによる節約志向で外食産業の売り上げが落ちている
・その結果、外食産業では朝食や午後のティータイムなど、オフピークの時間帯を狙ったメニューを強化するところが増えている
・客足が遠のく時間帯を少しでもピーク時に近づけることで、ランチやディナータイムの売り上げ減少をカバーする戦略を取っている
というのだ。
一般的に企業が売り上げを向上させるためには3つの方法がある。
すなわち、
①顧客を増やす
②客単価を上げる
③一人当たりの顧客の購買回数を増やす
である。
つまり、記事で紹介されていた外食産業の戦略は、もともと集客の弱い時間帯にマッチしたメニューを強化して①や③を増やそう、というものだ。
記事では各店の例として、
「ビザ専門店シェーキーズ」
→サラダやデザート、ドリンクの品ぞろえを強化した新店舗「Cafe Shakey,「s(カフェ シェーキーズ)外苑信濃町」をオープン
「日本ケンタッキー・フライド・チキン」
→「KFC a.m.」と銘打った半熟たまごのサンドイッチなどチキン以外の朝食メニューを増やす
「中華料理レストランのバーミヤン」
→6月から朝食メニューを始め、トーストとハムエッグなど中華以外も取りそろえ、主婦やシニア層を中心に朝食時間帯で客数が前年比40%程度増やした
「日本マクドナルド」
→メロンパンなどの「マックベーカリー」を投入し、朝食やティータイム用のメニューを充実させた
などが紹介されていた。
ただ、数週間前のブログで紹介したように外食産業のアルバイトやパート人材の確保は現状、非常に困難になっている。
メニューを増やして、閑散時(オフピーク)の集客を強化するということは、「人材の確保」や「人材の教育」も伴うので、その辺を注意しての経営管理が必要になる。
話は変わるが、外食産業の顧客満足は「総合力」だと思う。
ここでいう総合力は「メインの料理以外のサービス」という意味だ。
先日、友人の知り合いが経営しているお店に行った。
評判通り、メインの料理は美味しかったが、
・飲み物がイケてない
(例:コーラの炭酸が抜けている→おそらくペットボトルのコーラを提供している。サワー類の割り方が雑→大衆居酒屋のサワーの方がおいしい)
・店内の座席の配置と空気の流れから、喫煙者の煙がテーブルに流れてきやすい構造
で、すっかりテンションが落ちてしまった。
テンションが落ちたまま眠れないので、その後に飲みに行ってしまった。
私は、変な動機で外食産業の売り上げ増に貢献しているなぁ、と思う。
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