会社のウェブサイトを開設しているので、会社アクセス用のアドレスを公開している。
そのため、アドレスがネット上で収集され、1日あたり300~500ぐらいの迷惑メールが来る。
迷惑メールが届くようになってすぐに、アドレスを自動収集できないように「@(アッドマーク)」を大文字にしたり、「★」印など別の文字にしたが、もう後の祭り。

現在は、迷惑メール対策ソフトやプロバイダー、サーバー会社の迷惑メール対策を「弱めに利かせている」から、一時期ほどではないが、それでもまだまだ多い。
「弱めに利かせている」理由は、「強めに利かせる」と必要なメールまでサーバーに保存される段階で削除されたり、パソコンで受信しても勝手に「迷惑メールフォルダ」に放り込まれてしまうからだ。
「迷惑メールフォルダ」から「救い上げるメール」はだいたい1日に10通弱はある。

「迷惑メール」のことを別名「スパムメール」というが、由来はホーメル食品(米国)のポークランチョンミート「SPAM」に由来すると言う。

SPAM


つまり、
1)モンティ・パイソン(英国のコメディユニット)の作品で「SPAM&egg」と連呼されている
2)米国の兵士が「昨日もスパム、今日もスパム、明日もスパム・・・」とぼやいた
(SPAMは賞味期限が長く、軍で利用されたが、味が濃く毎日食べていると飽きる)
というエピソードから「SPAM」=「繰り返し」の意味で使われるようになったからだ。
確かに迷惑メールは、同じ文面や同じサイトから繰り返し来るし、一度その迷惑メールにアクセスすると、余計に迷惑メールが送られてくる気がする。

話が迷惑メールから逸れるが、ちなみに、私は「SPAM」に限らずポークランチョンミート(豚ソーセージミート)が好きだ。
沖縄に仕事で行くと、
a)ゴーヤチャンプルなどチャンプル系料理
(例:粗めの細切れポークとゴーヤ、たまごを炒める)
b)ポークおにぎり
(おにぎりにスライスして焼いたポークが挟まっている。沖縄ではコンビニおにぎりの定番メニュー)
c)ポークたまご
(スライスしたポークのステーキとたまご焼きがメインの定食屋さん定番メニュー)
など毎日、なんらかの形で食べている。
居酒屋さんに入って、「メニューには、ないですけどポークをそのまま焼いて出してもらえますか?」というと、本土系チェーン居酒屋以外なら間違いなく作ってくれる。

TULIP


それにしても、沖縄でのポークランチョンミートの消費量はすごい。
一般家庭に普通に流通している。
聞くところによると、日本に流通しているポークランチョンミートの9割は沖縄だという。
沖縄で大流通している理由は、
・もともと「豚を食べる食文化」が沖縄にはあった
・第2次世界大戦後の食糧難時に米軍経由で豚肉の代用食として普及した
・「SPAM」の製造元ホーメル食品出資の沖縄ホーメル社があり、比較的安価で入手可能
であろう。

戦後の食糧難と言う特殊事情が、沖縄家庭料理の食文化を作ったといえる。
「三つ子の魂百まで」ではないが、子供の頃によく口にした食べ物は大きくなっても食べる。この法則を商売に利用している代表格が、マクドナルドで、子供を重点ターゲットとした営業戦略をするのは、継続的な購買力を狙っている。
「習慣」はやはり「子供の頃に形成されてしまう要素が大きい」のかな、と思うのである。

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