2008年7月20日に、1997年7月に新規契約した携帯電話の3回目の機種変更をようやくやってきた。
新規契約から11年間で3回の機種変更だから、1機種につき平均3年8ヶ月使用している計算になるから、イマドキの人と比較すると極めて長い期間使用してきている。

しかも、今回変更する前の機種D251isは2003年2月24日に機種変更したから、実に約5年5ヶ月使用し続けた。
ちなみに、新規契約時よりずっと三菱電機にお世話になっているが、2008年3月の報道で三菱電機が携帯事業から撤退(※ドコモ向けに提供しているD905i、D705i、D705iμの3機種で端末開発が終了)することにより、「三菱電機製携帯電話」としては最後の機種変更(D905i)になるだろう。

長く携帯を使ってしまう理由は、
1)携帯電話の機能を使いこなしていないため新機種にする必要性が少ない
2)機種変更すると操作に慣れるまでに時間が掛かる
3)新機種に移行できず、古い機種にのみ残ったデータの整理が面倒
が大きな理由である。
特に2)の理由は、私にとって大きい。
取扱説明書と睨めっこしながら、基本操作を確認し、後は使用しながら覚えるという「実践」で操作方法を会得していくのが私のスタイルであるが、ある程度、操作に慣れるまでのこの期間がとてもストレスになるから、「仕事的には余裕のあるときに変更したいなぁ」と躊躇っていると、ついずるずると時が過ぎ去っていく。

しかし、今回機種変更してみると、頻繁に機種変更している人には当たり前のことなのだろうけれど、古い機種に登録された電話帳だけでなく、送受信メールの移行も出来るから大変助かった。
また、操作に関しても現在のところ、取扱説明書を一度も開くことなく、なんとか各機能の最低限の操作が出来ている。
つまり、機種変更したことによるストレスはあまり思ったほどに感じていない。

ただ、三菱電機が携帯事業の撤退を表明したことによって、最終機種シリーズの市場での在庫が超品薄のようで、入手(D905i)するまでが案外大変だった。
今回は前回変更同様、札幌市内で機種変更をすることになったが、市内のドコモショップ数店に電話した時の相手の対応が主に以下のような感じであった。
1)某T店
→お取り寄せになります。オレンジイエローと黒は取り寄せられますが1週間掛かります
2)某S店
→当店はオレンジイエローのみ在庫がございます。系列店に確認しますので、折り返しお電話します。
3)某M店
→当店に在庫はございません。(特に「在庫はない」の後のフォロートークは何もなし)
4)某SK店
→当店に在庫はございません。お取り寄せもできません。(代案となる対処法についてのフォロートークなし)
5)某AS店
→当店に在庫はございません。お調べします→(しばらくして)メーカーにも在庫はありません。

上記の状況から、もちろん2)の「某S店」で購入したのは言うまでもない。
某S店は対応も比較的よく、好感がもてたが、「折り返し電話します」の後がちょっといけなかった。つまり、「折り返し」の電話がなかったのだ。
1時間半ほどして「折り返しの電話がないので電話しました」というと、こちらの携帯番号を聞き間違えたと言うのだ。
担当者は「電話番号を復唱」していたから、きっと「メモと復唱した内容がすでに整合していなかった」のだろう。

おそらく電話対応した担当者は、端末の前に座っているのだから、連絡先として聞いた携帯番号を入力して、所有者を確認すればいいのに・・・と思う。
それにしても、電話応対の言葉遣いはドコモの研修でばっちり教育を受けているせいか、言葉尻など語尾はとても丁寧だ。
しかし、「顧客の要求に応じられない時の代案の提案」は全般的に弱い。
この部分の対応が「また次も相談して利用しよう」という動機付けになる「顧客満足度向上」の鍵なのになぁ、と思う。

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