『マネジメントは、誰もが身につけるべき「一般教養」である』
と言っていたそうである。
確かに、マネジメントを勉強していくと、人として、あるいは社会人としてどう生きるべきか、どう考えるべきか、どう行動するべきかという事項を含んでいるように思う。
そもそも、特殊な能力を持つ「天才」であれば、成果を挙げたり、成功するために、日常のものの見方や考え方などについて「当たり前に成すべきことを習慣化」する必要はないかもしれない。
しかし、多くの一般人、凡人は、成果や成功を収めてきた先人たちから「どうすれば成果や成功をできるのか」ということを学び、日常習慣とする必要がある。
ドラッカーは、自己変革や自己実現のための「当たり前に成すべき6つのこと」を言っている。
つまり、「当たり前に成すべき事を習慣化することで自己変革が起き、成果・成功につながるのだ。
これは、『“自分を変える”ために必要な6つの習慣』といえるだろう。
6つの習慣とは、
1)「目標やビジョンを持つ」
→自分は何に向かって努力をしていくかということを、明確に把握し、それが達成されればどのようになるのかということもはっきりさせておく必要がある。
2)「仕事に真摯に取り組む」
→いくら高度な技術や優れたアイディアが取り入れられていても、手を抜いた製品やサービスは顧客に受け入れられることはない。
3)「継続的に学習する」
→世の中の変化により、顧客のニーズは常に変化する。その変化を捉え、仕事のやり方を見直し、先を見越して学ばなければ成功の継続は見込めない。
4)「自分の仕事に対する評価システムを仕事の中に組み込む」
→行なうべき仕事に対して、継続的に監視・評価をし続け、常に検証できるようにしておくことが必要である。
5)「フィードバック分析で強みを知る」
→目標に対する期待値を計画しておき、結果が出た時にその期待値と比較することによって、強みを知り、そこをさらに伸ばし、足りないところを把握し、そこを補うことが必要である。
(強み:結果>期待値 弱み:結果<期待値)
6)「新しい仕事ではその要求するところを把握する」
→新しい仕事は通常、それまでの仕事と質が違う。今までと同じようにやっていては成功しない。したがって、新しい仕事についたら「自分は何をするべきか」を常に問う必要がある。
以上が、『“自分を変える”ために必要な6つの習慣』であるが、ビジネスエリートの人からすればあれば、ごく当たり前の習慣かもしれない。
しかし、まだ身についていない人やビジネスビギナーにとっては、一般教養として習慣化するまで意識して、日々の思考・行動として実行し続けることが大事である。
とくに、成果や成功した場合も、成功要因を検証しなおすことが必要である。
つまり「なぜ成功したのか?」と言うことをである。
時代の変化とともに、常識や価値観、顧客のニーズなどは常に変化するので「その成功したやり方は必ず陳腐化する」と言う事を認識しておかなければならないのだ。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ メルマガ80号より)
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