カゴメは、2008年7月1日より野菜飲料「野菜生活100」など66品目の希望小売価格を平均6.5%値上げすると発表した。
「野菜生活100」の値上げは1995年の発売以来初になるそうだ。
(注:4月22日の読売新聞より)

「なんでも値上げする時代だからしょうがないかぁ~」とニュースを流して聞いてしまいがちであるが「トマトジュースなど野菜ジュースの値上げ」は、ちょっと衝撃的である。
少々カゴメさんの宣伝になってしまうが(笑)、「野菜ジュースは価格が変動しない製品」として知られている。
現にカゴメは「価格が変動しないトマトジュースを飲もう」というキャッチフレーズで宣伝を展開している。

価格が変動しない最大の理由は、「世界各国の農家と年間契約しているため、生産地が各地にあり気候に左右されにくい。つまり常に安定して野菜が日本に入ってくる」からだ。
しかし、近年、世界各地でジュースの原材料である野菜や果物が高騰しているという。
恐らく、原油価格の値上げにより栽培コストや流通コストが上昇しているのだろう。

カゴメによると、2007年度は2006年度と比較して約25億円、2008年度は59億円のコスト増になる見込みだという。
他の加工食品は、内容量をワンサイズ縮小するなどして値上げせずにコスト対応している例もあるが荷姿がペットボトルや紙パックである飲料製品はそういった手も取りにくかったのかもしれない。
カゴメの最大のライバル「伊藤園」も値上げするのだろうか?
コンビニで野菜ジュースを買う事が多いが、チェックしていってみようと思う。

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