特に、女性には数十年に渡って「悪印象のまま」になっている人が多い事が後々に分かって「が~ん」と木槌で頭をガツッと小突かれたような衝撃を受ける事がある。
ただ「私に対して悪印象を抱いていた」とわかるのは、そう思っていた人が「今まで永い間、思い違いをしていました。申し訳ございません」と『告白』してくれるので「今までの誤解が解けてよかった~」とプチ衝撃を受けつつも実感できるのでまだいい。
しかし「私に対する負のイメージを払拭し、瓦解するチャンスがない」人にはずっと思われ続けているわけだ。
つまり「あいつはムカツク」と公言している人や明らかに「二度と交流を持たないように敢えて近寄ってこない」人には「こちらとしても結構です!」の想いがある場合が多いからいい。しかし「仕事の付き合い上、関係を持たざるを得ない人」「職場の後輩」「学校の後輩」「遠い親戚」などは「腹を割ったホンネトークができるほどの仲がよい関係ではないが、必然的に交流せざるを得ない」ケースが多いわけで、つまり、接点がある時は「大人として振る舞い」をしているわけで、本心が見えてこないから厄介だ。
もともと人の目をあまり気にしない人や気にしていたらキリがない経験をしている人は「常に紳士的で、誠実な態度を取っていれば、他人がどう思っているかなんて関係ないよ」と、アドバイスしてくれる。
確かに、考えすぎると精神衛生上もロクなことはない。
先日、8年ぶりに会った20年来の知人の学校の後輩がいた。
後日「ちゃんとお話しするのは、実は初めてだったですね。(中略)ずっと、すごい思い違いをしていたのかもしれません。(中略)(今まで)曲解していました。ごめんなさい。」というメールをいただいた。
私にとっては「よくある話」であるが、「あちゃ~!曲解されていたのは学生時代だけじゃなかったの??(汗)」と思った。
「学校の後輩やかつての職場の後輩」に「悪印象」を持たれるパターンは決まっていて、
1)先輩として後輩に気づいて欲しいことを、他人をダシにするなど極端な表現を用いた話し方をする
2)「自分が信頼されるためには相手を知ることだ」とばかりにやたらと相手の個人情報を知っている(注:相手の個人情報は、実際は普通に入手できる情報を単にメモして覚えているだけ)
3)仕事の考え方や進め方としておかしいところは「おかしい」と厳しく叱咤する(またはわざとそういう場面を見せる)
というシーンを経験しているからだ。
上記に挙げたパターンは「尊敬心や信頼関係がお互いにある程度強固でないと、部分部分を捉えられて誤解を招く」というのは、歳を取ってからわかったが、私は関係が相手との関係が比較的浅い段階からこれらのパターンを駆使して接するので「伝えたかった本心」が伝わらないのだ。
相手の理解力や人間関係を考慮しないと、正論を伝えたくても「過激」な部分しか伝わらず、真意を誤解される。
ただ、時として「今は、誤解され、反発されるかもしれないけど、後々どこかで分かってくれればいい」と思って言わざるを得ないときもある。
子供の頃に親が「大人になれば親の気持ちが分かるよ」といっていた言葉を思い出した。
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