毎日新聞の報道によると、日本プロ野球組織(NPB)が今季から新たに環境問題に取り組むという。
キャッチフレーズは「野球の力で温暖化ストップ」と言い、具体的な活動計画は「NPB2008 グリーンベースボールプロジェクト」としてまとめた。

環境目標は「二酸化炭素の削減6%」(注:恐らく2007年度に対して6%)
環境目標のための活動計画は、
・球場にタイマーを設置し、選手交代や投球間隔のスピードアップによる試合時間の短縮
 (スピードアップ11か条を定めた)
・ラジオや球場内の映像に環境メッセージを流し、各種イベントを開催して環境に対する啓発を実施
・環境目標未達成の場合は、NPBとして二酸化炭素排出量を購入
ということらしい。

二酸化炭素排出量を6%削減するためには、平均試合時間(過去10年間で3時間18分)を12分短縮するひつようがあるそうで、これは電力消費量を1シーズンで約37万6000キロワット(二酸化炭素換算で約209トン)削減することになる。

1試合辺りで12分の時間を短縮するのであれば、「スピードアップ11か条」で定めたことを関係者が認識して実施すれば達成するだろう。
ただ、恐らくデータを分析すると平均試合時間を大幅に上回る試合は、
・天候不良による試合の中断
・アンパイヤの微妙な判定による中断
・デッドボールなどラフプレーによる中断
・同点時の試合延長
などだろうからそれらに対する対策も「必要な環境活動」と言えるだろう。

また、
・引き分け再試合の削減
・ナイターから日中の試合開催を増やす
など運営面、制度面の対策も必要だろう。

また、「試合時間そのものは削減」しても「球場メンテナンス」などに伴なう電力消費量がNPBの直接利用分だけでなく、総量として増えたら意味が無い。
例えば、
・球場内のゴミの散乱による清掃会社の清掃時間
・排出する事業系一般廃棄物の増加(廃棄物処理するための処分場の電力量など)
である。
今後のNPBの環境への取り組みに対する公開情報に注目していきたい。

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