スーパーや飲食店などの店舗で有線放送が流れていても、普通は意識していないと聞き流してしまうが、自分にとって耳に残る歌は、生まれ育った環境や潜在意識にある嗜好など、どこか身体の琴線に触れるのだろう。
先日、ふらっと入ったラーメン屋で有線放送が流れていた。
最初は「この有線、80年代の歌謡曲のチャンネルかな?」と思った。
なぜなら、掛かっていた歌がかなりキャッチーで、歌詞は同じ言葉を繰り返すフレーズが多かったからだ。
誰が歌っているのか後で調べてみよう!と思ったので、とりあえず「♪26歳の失恋は・・・」というフレーズだけは記憶した。
すると、その翌日にたまたま入ったスポーツショップの店舗でもこの歌が流れていた。
「ありゃ、こりゃこの歌は古い歌謡曲じゃないわ、つんくさんあたりが作ったのかな?」とさらにとっても気になり調べてみることにした。
ところで「歌詞の一部、しかも定かでないフレーズのみしか情報がない」ときに、皆はどうやってその歌を検索しているのだろう??
とりあえず「ブログ検索」で「26歳」と入れてみる。
丹念にチェックしていくと、「有線でも嫌というほど流れている・・・」という記事が書かれたブログが見つかった。
チェックしてみると歌っていたのは「安倍なつみ(元モーニング娘。)&矢島舞美(℃-ute)」というユニットで、タイトルは『16歳の恋なんて』。
そして、作詞作曲は1990年に「愛は勝つ」が大ヒットしたKANさん。
なるほど。。。作ったのはKANさんねぇ~。KANさんは1964年生まれだからアイドル歌謡曲全盛の世代。
とりあえず、歌詞はこんな感じだ。
(引用ここから)
26歳の恋が どんなもんなのかは分からないけれど
なんか話 聞いてると 純粋な感じが しないのよ(以上矢島さんのパート)
16歳の恋なんて 遠く甘酸っぱい思い出
懐かしいわね 青春ね 今思えばただの オママゴト(以上安倍さんのパート)
やばい やばい やばい やばい
もうじき 試験 試験 試験 試験
それでも私は恋に生きるの それしか頭にないの(以上矢島さんのパート)
平気 平気 平気 平気
そんなの 所詮 所詮 所詮 所詮
真夏の花火のようなもんでしょう パッと消えてまたドドーン(以上安倍さんのパート)
何にも相談できないじゃん こんなに苦しんでいるのに
16歳の失恋は この世が終わったも同然
すべてを失って 私もう生きていけないのよ(以上矢島さんのパート)
甘いね 26歳の失恋は シャレにならないのよ ホントに
三十路目前ロスタイム ここで決めなけりゃあとがない(以上安倍さんのパート)
危険 危険 危険 危険 そんなに
あせっちゃ せっちゃ せっちゃ せっちゃ ダメダメ
もっと誠実に恋に取り組むべきだと思う(以上矢島さんパート)
まずい まずい まずい まずい
周りは 結婚 結婚 結婚 結婚ラッシュで
お祝いばかり出費して ブーケもとれず Oh No!
オトナになったら分かるでしょう 夢を食べては生きていけない(以上安倍さんパート)
26歳の恋が そんなに切羽詰まってるとは
どうも思えないのよ ちょっと焦り過ぎじゃないの(以上矢島さんのパート)
あのね 16歳の恋なんて 新しいドラマが始まれば
コロッと好み変わっちゃう 私に言わせればオママゴト(以上安倍さんのパート)
私がオバさんになっても ディスコに泳ぎに連れてって(以上矢島さんパート)
昔そんな歌があったよね つまりそういうことよ(以上安倍さんパート)
36歳になっても 46歳になっても
可愛がってくれる人 そろそろ現れろ
めぐり逢いに来い 私の王子様(以上安倍さん&矢島さん)
「おじさま?」(以上矢島さん)お~じさま(以上安倍さん)
「おじいさま?」(以上矢島さん)お・う・じ・さ・ま(以上安倍さん)
(引用ここまで)
ちなみに、安倍さんは1981年8月10日生まれの26歳で、矢島さんは1992年2月7日でもうじき16歳だから、まさに彼女たちと等身大の歌ということになる。
それにしても、安倍さんはモー娘脱退後、2004年には詩の盗用疑惑があったり、2007年には車の運転中に人身事故を起こすなどなんとなくパッとしなかった。
しかし、なんだかこの歌は「はまり役」という感じがする。
とにかく「耳に残る」歌であることは間違いない。
(そう思うのは、30代、40代の昭和の歌謡曲を聴いて育った世代だけかな(笑))
注:以下のサイト経由でこの歌を聞く事ができます。
http://www.dohhhup.com/movie/rVzMQ1zLZwb4Z8HG0uGdiX620Y1MmVuG/view.php
http://ajisai.sakura.ne.jp/~morning/
(※ 自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ メルマガ57号より)
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