ファーストフード店や漫画喫茶、コーヒーチェーン店を比較的多く利用している。
特段、ファーストフードや漫画、コーヒーが好きなわけではない。
仕事の打ち合わせが何件か続いたとき、あるいは人と待ち合わせをするまでの時間に「作業」をしたいためである。
「作業」の内容は、例えば最近の事例を挙げれば、
・PC向けアドレスに届いているメールのチェック
・PCから発信するメールの作成
・ブログやメルマガの原稿、雑誌社などからの依頼原稿の作成
・年賀状の一言コメント書き
・会社の経理データの処理
・訪問先のウェブサイトなど会社情報の検索・チェック
などである。
これらの作業をするとなると、殆どのケースがパソコンを使用するから、パソコンを開き、できればデータ通信の電波が届いているスペースなど作業環境が必要になる。
そうなると、「純喫茶店」は利用しづらい。
お店が空いていて「お客さんが混んでくるまで好きなだけ使ってください」というような状況であればよいが、純粋にコーヒーの味をあじわい、クラシック音楽を聴きながら、読書にふける、というようなお客さんを想定しているマスターにとっては「ウザイ客」であるからだ。
「早く出て行け」とばかりにお冷を何度も取替えに来られると、もう滞在しにくくなる。
「漫画喫茶」は割り当てられた仕切られたブースに通信環境の整ったパソコンはあるし、コピー機やプリンターなど出力機能も備えられているし、フリードリンクも用意されているからそういった点では非常に環境が良い。
また、15分~30分単位で料金が加算される「時間制」だから長時間滞在していても文句を言われることはない。
ただ、多くの漫画喫茶では現在、分煙化されている店舗が少ない。
これは、非喫煙者の私にとってはとてもつらい環境である。
「コーヒーチェーン店」はスターバックスのような全面禁煙の店舗は非喫煙者にとってはありがたい。ドトールやベローチェ、タリーズ、シャノアール、ルノアール、プロントなどは、分煙化はされているが、基本的に一人に割り当てられているスペースが狭いので作業がしにくい。
また、カウンターはもちろん、隣接するテーブルの距離が近いので企業データなど資料を広げづらい。
「ファーストフード店」は、かつてはコーヒーチェーン店と比較的変わらない環境であったし、むしろ「早く出て行け(長時間滞在させない)」的工夫が店舗設計に施されていた。しかし、マクドナルドやロッテリアなどをはじめとして、空気の流れを考慮し、仕切りなど遮蔽性を追及した分煙化が促進されているし、パソコン作業の顧客を想定した電源やLANの接続口が設置されたシート、隣接するテーブルとの間に仕切り板などが用意されており、非常に作業環境が良くなってきた。
店舗環境が良く、継続的に改善されているとファーストフード店を「作業する場」として利用する頻度が高くなる。ただ「KY(空気が読めない)な客」にはなりたくないので、
・混雑している時間帯は利用を控える
・100円ドリンクだけでなく、総額にして最低400円程度は何か購入する
といった客なりの配慮はしているつもりだ。
それにしても、ファーストフード店の昨今の店舗コンセプトの見直しはコーヒーチェーン店より変化が大きいと思う。
ファーストフード店はコーヒーチェーン店よりISOを導入している企業が多いから、顧客の要求を徹底的に分析し、顧客満足度を上げるための活動をすると自然とそういった店舗環境の改善がなされるのかもしれない。
そんなことを考えながら「よりよい作業環境」を求めて日々いろいろな店舗をさまよっているが、先日よく利用する漫画喫茶が店内の改造作業をしていた。
従業員に聞くと「ペアシートを廃止して禁煙ブースを設置する」という。
「おっ、この漫画喫茶にはアンケートが用意されているわけでもないのにちゃんと顧客(利用者)の要求事項(暗黙の要求事項やニーズ・期待)を理解して改善しているじゃん。ありがたいなぁ、利用頻度を増やそうっと。」と感じたとともに、「この漫画喫茶店はどのようなプロセスでこの決定をしたのだろう」と思うのである。
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特段、ファーストフードや漫画、コーヒーが好きなわけではない。
仕事の打ち合わせが何件か続いたとき、あるいは人と待ち合わせをするまでの時間に「作業」をしたいためである。
「作業」の内容は、例えば最近の事例を挙げれば、
・PC向けアドレスに届いているメールのチェック
・PCから発信するメールの作成
・ブログやメルマガの原稿、雑誌社などからの依頼原稿の作成
・年賀状の一言コメント書き
・会社の経理データの処理
・訪問先のウェブサイトなど会社情報の検索・チェック
などである。
これらの作業をするとなると、殆どのケースがパソコンを使用するから、パソコンを開き、できればデータ通信の電波が届いているスペースなど作業環境が必要になる。
そうなると、「純喫茶店」は利用しづらい。
お店が空いていて「お客さんが混んでくるまで好きなだけ使ってください」というような状況であればよいが、純粋にコーヒーの味をあじわい、クラシック音楽を聴きながら、読書にふける、というようなお客さんを想定しているマスターにとっては「ウザイ客」であるからだ。
「早く出て行け」とばかりにお冷を何度も取替えに来られると、もう滞在しにくくなる。
「漫画喫茶」は割り当てられた仕切られたブースに通信環境の整ったパソコンはあるし、コピー機やプリンターなど出力機能も備えられているし、フリードリンクも用意されているからそういった点では非常に環境が良い。
また、15分~30分単位で料金が加算される「時間制」だから長時間滞在していても文句を言われることはない。
ただ、多くの漫画喫茶では現在、分煙化されている店舗が少ない。
これは、非喫煙者の私にとってはとてもつらい環境である。
「コーヒーチェーン店」はスターバックスのような全面禁煙の店舗は非喫煙者にとってはありがたい。ドトールやベローチェ、タリーズ、シャノアール、ルノアール、プロントなどは、分煙化はされているが、基本的に一人に割り当てられているスペースが狭いので作業がしにくい。
また、カウンターはもちろん、隣接するテーブルの距離が近いので企業データなど資料を広げづらい。
「ファーストフード店」は、かつてはコーヒーチェーン店と比較的変わらない環境であったし、むしろ「早く出て行け(長時間滞在させない)」的工夫が店舗設計に施されていた。しかし、マクドナルドやロッテリアなどをはじめとして、空気の流れを考慮し、仕切りなど遮蔽性を追及した分煙化が促進されているし、パソコン作業の顧客を想定した電源やLANの接続口が設置されたシート、隣接するテーブルとの間に仕切り板などが用意されており、非常に作業環境が良くなってきた。
店舗環境が良く、継続的に改善されているとファーストフード店を「作業する場」として利用する頻度が高くなる。ただ「KY(空気が読めない)な客」にはなりたくないので、
・混雑している時間帯は利用を控える
・100円ドリンクだけでなく、総額にして最低400円程度は何か購入する
といった客なりの配慮はしているつもりだ。
それにしても、ファーストフード店の昨今の店舗コンセプトの見直しはコーヒーチェーン店より変化が大きいと思う。
ファーストフード店はコーヒーチェーン店よりISOを導入している企業が多いから、顧客の要求を徹底的に分析し、顧客満足度を上げるための活動をすると自然とそういった店舗環境の改善がなされるのかもしれない。
そんなことを考えながら「よりよい作業環境」を求めて日々いろいろな店舗をさまよっているが、先日よく利用する漫画喫茶が店内の改造作業をしていた。
従業員に聞くと「ペアシートを廃止して禁煙ブースを設置する」という。
「おっ、この漫画喫茶にはアンケートが用意されているわけでもないのにちゃんと顧客(利用者)の要求事項(暗黙の要求事項やニーズ・期待)を理解して改善しているじゃん。ありがたいなぁ、利用頻度を増やそうっと。」と感じたとともに、「この漫画喫茶店はどのようなプロセスでこの決定をしたのだろう」と思うのである。
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