結論から言えば、目的別のマネジメントに組織が取組む場合の真の成功は全社挙げての活動にしなければ成功はない。
しかし、現実問題として目的別のマネジメントの課題に対して直接的に関係が薄い部門(間接部門、支援部門)ではどんな目標を計画すればよいのか?と言う問題がある。
その場合は、「顧客満足向上という視点に立って間接部門という役目で出来ること」が目標になる。すなわち、
・課題に直接関係する部門の目標
→目的別の方針→部門目標
・課題に直接関係しない部門(間接部門)の目標
→目的別の方針→部門目標(直接部門)→部門目標
となる。
間接部門の目標の事例としては、顧客満足を向上させるために、直接部門の活動を推進し、支援するための目標・・・例えばインフラの整備、適切な必要要員の確実な採用、新規事業によって考慮すべき法規や必要な届出・環境影響の調査、給与制度・人事制度の改善、供給者(協力業者など)の能力や互恵関係を高める環境整備、組織が考慮すべきリスク情報の提供などが考えられる。
目的別のマネジメントに取組み場合の注意点として、
・顕在化している課題解決にのみ注力を注ぐと活動自体が目的化する懸念がある
・常に「顧客満足向上」という視点を第一優先において考える
・いわゆる間接部門の関わりを明確にして、全社挙げての取組と位置づける
といった事が重要な考え方であり要素である。
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