ISO10002:2004というISO規格がある。
(日本ではJIS Q 10002:2005という日本ではJIS規格(国家規格))
つまり「品質マネジメント-顧客満足 組織における苦情対応のための指針」(苦情対応マネジメントシステム)というものだ。
この中で苦情は以下のように定義されている。
【苦情】
製品又は苦情対応プロセスに関して、組織に対する不満足の表現で、その対応又は解決が、明示的又は暗示的に期待されているもの。
つまり、不満足が明確に表明されたされたものだけでなく、暗黙に表明しているものも苦情の概念としてあるのだ。
一般的な日本語で言えば「苦情」は当然この概念に入るが「要望」も範疇に入ると考えていい。
また、この規格では、苦情を通じて苦情対応に関連する業務プロセスを改善することで、顧客満足度が向上する、といっている。
規格の定義からすれば、日本語で言う「相談」「意見」「問い合わせ」などは組織によっては「苦情とは位置づけない」としているかもしれない。
しかし、私の考えとして「相談や意見、問い合わせ」を含めてマネジメントの対象としなければ、この規格を組織のマネジメントツールとして、業務プロセスの改善は望めないと思う。
ではマネジメントの対象とする「苦情関連情報」にはどんなものが考えられるだろうか?
1)苦情や要望(1件ごと)
2)意見、相談、問い合わせ(1件ごと)
3)アンケートやウェブ(書き込みサイト、ブログ)、世間の評判
4)上記1)~3)の傾向(トレンド)
5)リピーター率の低下など顧客満足度を図る他の指標
などがあると考える。
つまり、苦情を通じて業務プロセスを改善するのであれば「苦情関連情報とは何か」を明確に特定し、認識して管理する必要があるのである。
(後編につづく)
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(日本ではJIS Q 10002:2005という日本ではJIS規格(国家規格))
つまり「品質マネジメント-顧客満足 組織における苦情対応のための指針」(苦情対応マネジメントシステム)というものだ。
この中で苦情は以下のように定義されている。
【苦情】
製品又は苦情対応プロセスに関して、組織に対する不満足の表現で、その対応又は解決が、明示的又は暗示的に期待されているもの。
つまり、不満足が明確に表明されたされたものだけでなく、暗黙に表明しているものも苦情の概念としてあるのだ。
一般的な日本語で言えば「苦情」は当然この概念に入るが「要望」も範疇に入ると考えていい。
また、この規格では、苦情を通じて苦情対応に関連する業務プロセスを改善することで、顧客満足度が向上する、といっている。
規格の定義からすれば、日本語で言う「相談」「意見」「問い合わせ」などは組織によっては「苦情とは位置づけない」としているかもしれない。
しかし、私の考えとして「相談や意見、問い合わせ」を含めてマネジメントの対象としなければ、この規格を組織のマネジメントツールとして、業務プロセスの改善は望めないと思う。
ではマネジメントの対象とする「苦情関連情報」にはどんなものが考えられるだろうか?
1)苦情や要望(1件ごと)
2)意見、相談、問い合わせ(1件ごと)
3)アンケートやウェブ(書き込みサイト、ブログ)、世間の評判
4)上記1)~3)の傾向(トレンド)
5)リピーター率の低下など顧客満足度を図る他の指標
などがあると考える。
つまり、苦情を通じて業務プロセスを改善するのであれば「苦情関連情報とは何か」を明確に特定し、認識して管理する必要があるのである。
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