良い人間関係は『相互に「気づき」を与える関係でなければならない』と思う。
人にとって居心地のいい相手には「癒し系」と「和み系」がある。
すなわち、
『癒し系』:疲れて傷ついた心を癒してくれる人
『和み系』:自分を作ったり演じることなく素で接することができる人
である。
ただ、「癒してくれる」、「和ませてくれる」だけの関係では一方的な関係になってしまう。
人間関係は相手とのバランスが重要だ。

精神的、経済的、日常生活面的、世間体的、社会的、組織的・・・など人は色々な理由で「離れられない切っても切れない関係」があってつながっているが、どちらか一方が強い関係は、健全で立場をわきまえた対等な関係は成立しない。

知り合いを見回すとどちらか一方が強い関係で成り立っていると思われる関係は、どこかで破綻している。
仮に破綻していないとしても、一方が屈折した精神状態を甘んじているか「世の中こんなもん」と悟っているか、諦めているかである。

一方的な関係は、最初はいいが長い目では続かない。
フィフティフィフティ(50:50)の関係がベストだろうけれど、せいぜい60:40の関係は維持できていないと「この関係ヤバいかも」程度に思っていたほうがいい。
一方的な状態が長らく続くと、どこかで帳尻を合わせておかないとどちらかが「我慢しっぱなし」の状態になって、いつかは「心の器から我慢」という水が溢れ出してしまう。

また単なる「癒し・和ましの関係」では長く良い人間関係は継続できない。
お互いのものの見方や考え方、所為動作を日常の交流の中で目の当りにして「う~ん、なるほど」と感じる気づきが相互に生まれる関係が必要なのだ。

【今回のポイント】
「癒し・和まし」の関係だけでは長く良い人間関係は築けない。
相互に気づき気づかされる関係と相手とのバランスが継続的な良い人間関係を創ることができる。

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