野菜ジュースを製造販売している「ゴールドパック」に対して農林水産省が「トマトジュースなどの原材料の産地表示に誤りがある」と日本農林規格(JAS)法に基づき表示を改めるよう指示したという。
対象商品は「信州安曇野の手摘みトマトジュース(無塩)」、「信州安曇野の旬穫り野菜ジュース(無塩)」など5種で、安曇野地域以外の長野県産トマトや山梨県産のクレソンが使用されていたのにその記載がなかったという。(最大で2割が表示以外の原材料を使用)
JAS法の加工食品表示基準では特定原産地表示は100%の場合を除き割合を記載しなければならない。
ゴールドパック社の説明では、
○産地を示した伝票の不備や製造時に産地の再確認を怠ったため
が誤りの理由という。
ゴールドパック社のウェブサイト http://www.gold-pak.com/lineup/index.html
をチェックするとジュースには「果実系ジュース」「野菜系ジュース」「安曇野シリーズ」「ストレートシリーズ」があり、原材料の仕入先は安曇野以外のトマトや長野県産以外の野菜を仕入れている。
したがって納入した原材料の産地管理(識別管理)を倉庫や製造する工場の工程できちんと行なっていなければ確かに混入してしまうだろう。
それにしても、食品不祥事は消費者の購買意欲が「気分」で左右される部分の管理がいい加減だったケースばかりだ。
「原産地」「生菓子」「どれだけ新しい製造日か」は正直、商品を選び、食べるまでの気分だ。
先日テレビで高級ホテルのホテルマンが「人間の5感(味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚)の中で味覚が占める割合は実は10%以下だ」というようなことを言っていた。つまり「気持ちよく美味しいと味わうことができる要素」は味覚以外の要素が大部分を占めているということになる。
「生命維持のために食事を摂る」という概念のみなら「食べてしまえば一緒」なのかもしれない。
しかし「生菓子です」や「今日中にお食べください」といわれれば「鮮度で勝負しているんだな」「保存料は使用していないんだな」とそこに「価値」を感じるし、お米なら魚沼産、トマトなら安曇野産とブランドがある原産地名が書かれた商品ならそこに「価値」を感じる。
だから、「作り手」側は「価値を生んでいる部分」に対して過失か故意かは別にして「結果として偽装となる可能性」が潜んでいるか想像して、きちんとした管理システムを構築しておく事が重要なのだろう。
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対象商品は「信州安曇野の手摘みトマトジュース(無塩)」、「信州安曇野の旬穫り野菜ジュース(無塩)」など5種で、安曇野地域以外の長野県産トマトや山梨県産のクレソンが使用されていたのにその記載がなかったという。(最大で2割が表示以外の原材料を使用)
JAS法の加工食品表示基準では特定原産地表示は100%の場合を除き割合を記載しなければならない。
ゴールドパック社の説明では、
○産地を示した伝票の不備や製造時に産地の再確認を怠ったため
が誤りの理由という。
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したがって納入した原材料の産地管理(識別管理)を倉庫や製造する工場の工程できちんと行なっていなければ確かに混入してしまうだろう。
それにしても、食品不祥事は消費者の購買意欲が「気分」で左右される部分の管理がいい加減だったケースばかりだ。
「原産地」「生菓子」「どれだけ新しい製造日か」は正直、商品を選び、食べるまでの気分だ。
先日テレビで高級ホテルのホテルマンが「人間の5感(味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚)の中で味覚が占める割合は実は10%以下だ」というようなことを言っていた。つまり「気持ちよく美味しいと味わうことができる要素」は味覚以外の要素が大部分を占めているということになる。
「生命維持のために食事を摂る」という概念のみなら「食べてしまえば一緒」なのかもしれない。
しかし「生菓子です」や「今日中にお食べください」といわれれば「鮮度で勝負しているんだな」「保存料は使用していないんだな」とそこに「価値」を感じるし、お米なら魚沼産、トマトなら安曇野産とブランドがある原産地名が書かれた商品ならそこに「価値」を感じる。
だから、「作り手」側は「価値を生んでいる部分」に対して過失か故意かは別にして「結果として偽装となる可能性」が潜んでいるか想像して、きちんとした管理システムを構築しておく事が重要なのだろう。
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